無鄰菴茶道教室
4月13日(日)の茶道教室の様子です。小鳥の鳴き声を聴きながら8畳の間で開催致しました。本日も茶道体験でご参加下さった方々がおられ、本日のお稽古の様子などを見学及び体験していただきました。
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流れ掃除
お庭の後方に位置する部分の流れ掃除を行いました。
水鏡のエリアでもあるこの場所の水底がきれいになったことで、
水面上空の姿がより一層映えるようになりました。
ヒメセキショウや水際の苔などを傷つけないように配慮しながら、
箒で丁寧に作業されている場面でございます。
満開のユキヤナギ
ユキヤナギが満開を迎えました。
密集した花たちで、まるでそこだけ雪が積もったような感じです。
まもなく1枚、また1枚と風に揺られて舞い落ちていきますが、
その様子も降雪を思わせる情景となっています。
芝地のお手入れ
芝地内に様々な野花が育ってきました。
作業中にお話を聞くと、
「ヒメスミレの紫色のつぼみが大きく膨らんできました」
「小さくてわかりづらいけれどスミレやネジバナなど、色んな種類が生えていますよ」
との返答で、じっくり見つめてみる事に。
目を凝らすと芝地には小さな世界が広がっていました。
野花を愛でていた山縣有朋の目線で眺めると、新たな発見が出来るかもしれません。
アラカシの新芽
お庭には数種類のドングリの仲間の樹木が数本植えられています。
冬の間、硬いウロコ状であった芽(芽鱗)から少しずつ若芽が伸びてきました。
まだ根元には鱗模様が残っています。赤身を帯びた葉はやがて黄緑色になり、その後は硬い丈夫な深緑色の葉へと変化していきます。
防寒コートのような役目を果たしていた芽鱗は役目を終えるとパラパラと地面に落ちていきます。
苔中のお手入れ
くぐり戸から母屋方面へ続く園路南側で、成長してきた野草を取り除いている様子です。
1センチにも満たない芽を、苔を剥がさないように1本1本丁寧に摘み取っています。
ご来訪の方が通られるたびに、挨拶を交わしながら早朝の摘み取り作業を終えました。
ヒメセキショウの開花
沢飛び石の付近には細長い葉っぱの形状をした植物が水辺にございます。
よく見ると、細長くしたベビーコーンのようなものが…。
空に向かって伸びている黄緑色のものは、じつは花なのです。
いくつもの花が密集して大きな1本の塊を形成しています。
モミジ芽の取り除き
光射しこむ中、スギゴケの隙間からモミジの実生がたくさん生えてきましたので、1本1本指で摘み取っています。
双葉からはモミジの形状はありませんが、次に真ん中から育つ葉には可愛らしい手の平型が出てきます。根が地中に根付くと摘み取りの際、苔も一緒に剥がれてしまうので、双葉状態の時に取り除いていきます。
無鄰菴のパンフレットが新しくなりました。
手のひらサイズでとっても可愛いのです。
持ち帰っていただいて、デスクトップガーデンとしても楽しめますよ。
ぜひ無鄰菴にお越しくださいませ。
無鄰菴茶道教室
3月最後の茶道教室をお茶室にて行いました。
晴れ間あり、時折雨が降ったりと変化が絶えない天候でしたが、屋根に当たる雨の水音、雨上がり時の静寂の茶室内では釜湯の沸き立つ水音など、色々な音が楽しめる中でのお稽古となりました。
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