日本語EnglishChinese

お知らせ

story-7-00
特集記事2019/6/13NEW!

宇髙姉弟の「the能」集中講座

2019年6月5日(水)19:00-21:00

講師:宇髙竜成、宇髙景子、宇髙徳成
無鄰菴初の夜間レクチャーのレポートです!

パートナー講師の宇髙姉弟のお三方が、ライトアップされた庭園を背景に、「ものすごくわかりやすい」お能入門講座を開催〜

 the 能 集中講座

まずは能舞台について。

 the 能 集中講座

橋掛かりの意味や、三本の松の樹の意味、そして、柱が能役者にとってどのような機能を果たしているのか、舞台の目線から客席の目線から解説。この時点で鑑賞の楽しみがすでに、グッと近づきます。

 the 能 集中講座

次に能面師の景子さんから、おもて(面)の種類や制作プロセスについてレクチャー。

 the 能 集中講座

役者よりも能面が主役の「能」という芸能の特殊性が理解できます。

 the 能 集中講座

こんな風に面になっていきます〜

 the 能 集中講座

そして、姉弟ならでは!能面師と能役者にとって、面という存在がどう違うのかを、実演を交えて解説。このお三方でなければできない深みのある、しかし実感を持って理解できるレクチャー。

 the 能 集中講座

次に装束。着付けもパターンがあり、面的な装束を立体の身体に着付けることができるようになるまで10年だとか。

 the 能 集中講座

着付けのパターンを見比べると、なるほど、印象が変わります!

 the 能 集中講座

そして最後に舞。目の前で動きながら、クラシックバレエや現代舞踊と、能の体の動かし方がどのように異なるのかを解説。舞が舞台、面、装束の要素と密接に結びついていることがよくわかりました。

 the 能 集中講座

かなりの情報量満載のレクチャーです。これで、お能の講演を楽しむ鍵を手に入れることができました〜

 the 能 集中講座

次回開催も決定!
9月19日木曜日の19:00〜21:00です。まだの方はお見逃しなく!ライトアップもついてきます〜

=先生方のオフィシャルサイトはこちら!=

宇髙竜成-TATSUSHIGE UDAKA公式サイト

宇髙徳成ブログ 公式サイト

宇髙姉弟 公式サイト

event-20190504
特集記事2019/5/15

「無鄰菴オフィシャル写真家がコーチン グ ★ 庭フォト講座 ①一眼レフ編 ② スマホ編」

講師:相模友士郎 無鄰菴オフィシャルフォトグラファー
一眼レフ編 2019年5月3日(金・祝)
スマホ編 2019年5月4日(土)

今年のゴールデンウィーク、庭を存分に味わった講座をレポートします!
無鄰菴オフィシャルフォトグラファーの相模友士郎さんが、庭園の空間を写真表現に落とし込んだときに、どのような方法があるのか、解説してくださいました。
初日は一眼レフのカメラを各自持参しての、本格的な写真講座。
洋館でカメラの仕組みから、構図の成り立ちまで解説。

event-20190504-01

写真は光をいかに捉えるかということにつき、その調整には3つのポイントがあるそう。まずはレンズ、次にシャッターの開け閉めの絞り、最後に現像。これら3つの中で、講座ではレンズと絞りを選択的に使って、光を捉えることを意識しました。

event-20190504-02

相模さん撮影の無鄰菴の写真を見ながら、レンズの選択によって、望遠と広角では表現が異なることも見て学びます。
少し望遠目に

event-20190504-03

また、写真には、撮影している人の視点をどの程度表現するか、つまり誰目線の写真に見せるか、あるいは中立的にだれの目線でもないように見える写真にするか、という課題もあり、例えば建築写真はすでに構築された空間を非人称的に捉えることが多い、なども学びました。

event-20190504-04

構図については3分割法という基本的な方法を用いて、相模さんの写真に目印を入れ、どのように実践するのかを解説。

event-20190504-05

かなり充実したレクチャーのあとは、カメラを持っていざお庭へ!

event-20190504-06

いきなりの実践ですが、皆さま意欲的に撮影をされ、あっという間に1時間。

event-20190504-07

わからないことは時々相模さんが教えてくれます。

event-20190504-08

洋館に戻って、いよいよ各自の写真の講評です!

event-20190504-09

みなさまそれぞれ異なった視点で、お庭の構造を捉えていらっしゃり、学んだ光の捉え方や、構図もレクチャー前よりも格段に深く活かすことができました。

最後に相模さんから、4つの眼の話が。

event-20190504-10

写真には「見る眼(撮影する)」「選ぶ眼(どう撮るか決める)」「創る眼(現像する)」「編む眼(写真集などの編集をする)」があるとのこと。今後の創作に役立ちますね。

かたやスマホ編では・・・

event-20190504-11

主に構図に集中して、撮影実習。また、パンフォーカスといって、全体にピントが当たりやすいスマホのカメラの特徴も解説し、どのように奥行きを表現するのかを学びました。

event-20190504-12

こちらは講評もスマホ上で。みなさま、バッチリ構図を決めることができましたね!ここで、無鄰菴スタッフからもお庭の構造の秘密を明かしました。無鄰菴は高低差と奥行きの表現に富んだ世界です。自然とみなさまはそれを生かすように撮影されていることに驚きました!いや、ほんとに写真に撮影してみると、さらに庭の奥深さがよくわかる!

次回、無鄰菴にお越しになられましたら、是非ともベストポジションから撮影して見てください。そして、なぜそこがベストなのか、無鄰菴の施主 山縣有朋と作庭者 七代目小川治兵衛が投げかける謎を、解き明かしてください!

ではまた次回。

wildbird
特集記事2019/5/1

「無鄰菴野鳥ミニ講座」

無鄰菴野鳥ミニ講座

毎週水曜日の午後2時から30分間、無鄰菴にやってくる野鳥を1種類取り上げて解説をしています。
この講座は、無鄰菴を生態学的にとらえる試みでもあります。
講師は無鄰菴スタッフの平野友昭。

wildbird

里山の自然風景をかたどった無鄰菴庭園には広い水面、せせらぎ、洲浜、芝地、モミジ林、深山が凝縮されているので、野鳥たちにとってはそれぞれの適した環境にあった場所の提供がございます。
この春になると繁殖シーズンに入る野鳥もたくさんいて、今回はミソサザイについてのお話を8畳間で開催いたしました。

wildbird

ミソサザイ、皆さんはご存知でしょうか?
普段は山深き森林の地面に近い場所で生活しているのですが、冬の時期には低山にまで下りてくる野鳥です。
野鳥講座では、ご参加いただいている方に、まずその日の鳥についてご存知か伺ってから、実際に写真をご覧いただき、その野鳥の全姿を見てもらいます。

wildbird

野鳥の種類によっては、「きれい!」「すごくかわいい」とのお声をいただきます。
生態や特徴を写真付きで解説するだけではなく、録音された実際の鳴き声を聞いていただく時間もございます。
野山へ出かける際は、実際に目で見つけるより、耳で鳴き声を確認することの方が多いので、声の正体を知っていただくには何回も聴くことが欠かせません。
野鳥の説明によっては、繁殖のお話や面白い習性のお話をしながらあっという間に時間が過ぎてしまう講座です。

wildbird

「山中でこの声を何度か聴いたことがあり、とても大きな声が響いていました。姿は見えず、その正体は判らなかったですが、この声!そっくりです!」とのお話をされながら録音の声を聴いていただきました。全長が約11㎝しかなく、スズメより小さな鳥であることにまた驚きの声が上がります。

wildbird

そのあと、繁殖シーズンの雄雌の行動や、不思議な巣作りの習性などをお伝えさせていただきました。
講座開催中や終了後には、「山の鳥がお庭で見られるのはいいものですね」「とても面白く、楽しく聞かせてもらいました」「今からお庭を巡って野鳥の声にも耳を傾けてみたいと思います」「野鳥のポストカードが繊細に描かれていてとても嬉しいです」といったお声をいただきました。

wildbird

講座の終了時には、その時に話をした野鳥のポストカードを先着20名様にプレゼントしていますので、お時間ある時には、ぜひご参加ください。

こんな視点から見た無鄰菴もまた、豊かですね。

=無鄰菴野鳥見講座はどなたでもご参加できます!=
詳しくはコチラ
●無鄰菴野鳥ミニ講座 ●

cleanup
庭園スタッフのまなざし2019/4/16

お庭スタッフのまなざし/The Gardener’s View

園路の砂利寄せ

園路内、皆様が歩いていただく場所には砂利を敷いています。
たくさんの方々が往来すると砂利たちは少しずつ移動していきます。
写真は路内の砂利量や飛散したものを手箒、熊手で整えているところです。

砂利を敷く理由には、下草の抑制効果や土埃が舞うことの防止などがあります。
庭木を綺麗に保つには、園路の砂利も大切な役目を担っているのですね。

cleanupcleanupcleanup

event-20190413
特集記事2019/4/15

「セカイから見た日本を知るー文学作品の翻訳を通して」第3回『茶の本』と中国茶会

2019年4月13日(土)10:00-12:00, 14:00-15:00

講 師:武田雅子 アメリカ文学研究者、大阪樟蔭女子大学名誉教授
中国茶点前:黄安希 中国茶會「無茶空茶」主宰

今、最も無鄰菴らしいともいえるこの講座。
縦横無尽に東西のテキストを横断し、日本の文化をいつもと違った視点で見る
ことで新しい日本を知る講座。今回の対象作品は岡倉天心の「茶の本」。

event-20190413 01

そして先生は無鄰菴メンバーズでもある武田雅子さんが講師をつとめてくださいます。武田先生はアメリカ文学研究者でもあり、翻訳者でもあり、エミリ・ディキンスンの研究も長年されています。

今回のハイブリッドは、「茶の本」と「中国茶のお点前」。
お講座はまずは「中国茶のお点前」から始まりました。お点前は黄安希先生。

event-20190413 02

まずは四川省で今年採れた新茶「竹葉青」をいただきます。

event-20190413 03

ヒスイのように輝く新茶。お庭からの風も涼やかで、一層美しく見えます。
お菓子は「葛根酥」。山クルミやお米の粉でできたものです。

event-20190413 04

順番にお茶をいただき、「茶の本」に少しづつ近づいていきます。

event-20190413 05

と、そんなところで武田先生ご登場。

event-20190413 06

ここから、一気に明治時代を生きた岡倉天心の世界に入っていきます。

event-20190413 07

『茶道の本質は「不完全なもの」を崇拝するにある。- It is essentially a worship of the Imperfect…』
『われわれは、われわれを愛し、黙々としてわれわれに仕えてくれるものらに対して、つねに残忍である。- We are ever brutal to those who love and serve us in silence…』
などなど。

event-20190413 08

また、人としての岡倉天心の恋愛模様も朗読を通じて、考察しました。
相手はインドの名家出身のプリヤンバダ・デービー。
わずか1年で文通という手段で、お互いの文化的バックグラウンドを超えて、相手に自分をさらけ出す表現力に感嘆しました。

event-20190413 09

最後にもう一服、恋愛にちなんだお茶をいただけるとのこと。
楽しみにお待ちしていたら、なんとその名も「鴨屎香」!

event-20190413 10

このお茶をいただいた方があまりにも美味しいので、他の誰にも渡したくない、ということで、わざとこの名前をつけたそう。
すごい独占欲です。
こんな色の烏龍茶です。

event-20190413 11

様々な要素から、たくさんの世界を股にかける知的な旅を楽しめるのも、ゆったりと時間の流れるお庭の力が大きいです。
庭の素晴らしさ、文学から感じる過去の人間の思考の奥深さ、そして中国茶の味わい。全てが素敵な週末でした!

event-20190413 12

=武田雅子先生が香老舗 松栄堂様とコラボしたイベントを行います!
詳しくはコチラ=
●薫習館オフィシャルサイト http://www.kunjyukan.jp/event/201905emily.html

cleanup
庭園スタッフのまなざし2019/4/12

お庭スタッフのまなざし/The Gardener’s View

流れ掃除

お庭の後方に位置する部分の流れ掃除を行いました。
水鏡のエリアでもあるこの場所の水底がきれいになったことで、
水面上空の姿がより一層映えるようになりました。

ヒメセキショウや水際の苔などを傷つけないように配慮しながら、
箒で丁寧に作業されている場面でございます。

cleanupcleanupcleanup

1 2 3 4 5 37
庭をはぐくむ公式メールマガジン 庭園メールニュース

お出かけに役立つお庭の最新情報、イベント情報、庭師のコラムなど、お届け!特別イベントにもご招待。