雨上がりの日、三段の滝付近の流れ内には、風で舞い落ちたアラカシやイチイガシの葉、スギの枯れた葉枝が入り込み、大きな葉枝が石に絡むと、その箇所から小さな葉枝が蓄積していきます。水鏡に映る風景を保つため毎週定期的に流れそうじをおこなっていますが、温かい日には石の表面でカワニナが活動を始めている姿も見かける様になりました。
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秋には紅葉で彩っていたモミジ。零れ落ちた種子が一斉に発芽をして苔の隙間などから双葉を覗かせてくれるようになりました。
生育するにつれて根を地中に伸ばすため、この時期から野花の育成管理のもと、摘み取り作業を開始していきます。園内にはたくさんのモミジがあり、風によって舞い落ちた種は思いがけない場所で発芽していることもございます。
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芝地の流れの傍にあるユキヤナギの白い花が開き始めました。赤褐色のつぼみは満開時には枝垂れるように、流れるように枝いっぱいに小さな白い花を付け、公園などでもよく見かける植物です。自生しているものは河川の岩場などに生育するのですが、環境の変化に伴って地域では絶滅危惧種に指定されている植物の1種でもあります。
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暫く黒いつぼみの姿をしていたものが、ひたむきに咲き始めました。独特な香りが感じとれるようになりましたが、花は小さく下向きに咲くので、その姿はなかなか目立たないですが、園路脇にある小さな低木をかがんで見るとたくさんの花に出会えます。
神棚へのお供えでは一般にサカキですが、生育しない地域ではヒサカキを代用として利用されることもございます。ヒサカキは「非榊―サカキにあらず」「姫榊―サカキより葉が小さい」ということから名前がつけられています。
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幅広い流れに浮かぶ円形はヒメセキショウで形成されています。次世代の葉を生育するために古く枯れた葉や間に入り込んだスギの葉や小枝などを熊手で掻き出しています。
枯れた葉は根元が株から剥がれやすく、葉が熊手にからみつくので、若葉や緑の葉を傷めない様にゆっくりと引きながら枯葉や枯れ枝を集めています。
例年より早く、すでにたくさんの株から淡い黄色の花をつけていました。花の様子は沢飛び石や、滝口付近の園路からご覧いただけます。
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クサボケの小枝に小さな卵型の独特な模様をもった繭を見つけました。幼虫は黄緑色のカラフルな毛虫として、そして刺されると鋭い痛みを感じる事が印象的なイラガの繭です。とても硬く、日本の昆虫の繭では一番硬いとされています。イラガは成虫になると口が無いため、羽化後は何も食料を取らずにその生涯を終える昆虫です。
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今年もモミジ林の対岸の芝地では、ツクシが伸びている様子が見れました。気温が上がり、袴に覆われていた頭部分が空に向かって一気に伸びていました。暫くするとツクシは枯れてしまいますが、地下茎で繋がっているスギナが葉茎を伸ばすようになりますが、繁殖力が強いため、他の野花に影響が出ないように取り除いていきます。
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雨降る中、苔たちは元気に生育しています。園路脇にはスギゴケの仲間が生育していますが、この場所にもハイゴケが入り込んでいるため、1本1本ていねいに摘み取っていく作業が欠かせません。手入れが進むに連れてお互いの緑が顕著に表れ、モミジ林を巡る際、緑のコントラストに目が向く様になりました。お手入れ中にお話を伺うと、「雨の日だからこそ、ふんわりとした苔に触れながらの作業は、いつもとは違う感覚が伝わります」との事でした。
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三段の滝にさしかかる手前の彎曲の園路に黒縄で結んだ関守石が地面にございます。その石を見下ろすかのように白いシキミの花が見頃を迎えています。
古くからなじみ深い植物のため、万葉集や源氏物語にも登場するシキミですが、伝承として様々な神仏両用の活用があるようです。東山にもこの樹木はたくさん生育しています。樹木全体に有毒な物質が含まれてるため、獣害を受ける事なく生育できるのが理由とされています。
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受付前のスギゴケ内にあるハイゴケを取り除いている様子です。雨上がりの翌日、ふんわりと葉を広げたハイゴケたちを指で掬い取るように摘み取っていきました。
前回のお手入れで背の高いスギゴケの奥底にあった小さなハイゴケが、月日をかけて上部に顔を出したものを取り除いています。また月日が経てば、生育途中の小さなものが顔を覗かせるので、繰り返し手入れをおこなっていきます。
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