11月24日(日)に弊社 茶道事業担当の千葉宗幸による、茶の湯講座シリーズ第3回目を開催し、お茶の楽しみの要素の1つでもある「茶庭」について、母屋2階にて解説をお楽しみいただきました。
茶道は空間構成と密接な関係があり、長い年月をかけてそれらの総合芸術が継承された背景がございます。茶庭(露地)でのお話では、詳細を紐解きながら、蹲踞(つくばい)、石垣、飛び石などのお庭の骨組みとなる重要部分を解説していただきました。また、千利休の茶庭、そして武家茶道の茶庭の比較屋表現の趣など興味を惹くお話もございました。
次回第4回(最終回)は、2020/2/2(日) 「茶花」について開催致します。
https://murin-an.jp/events/event-20200202/
【お知らせ】11月26日(火)の在釜は10時より開始となります。
秋真っ盛りですね。京都のあちらこちらで紅葉が見頃です。
無鄰菴のお庭の木々も、赤、黄、オレンジ、緑の色合いがとても美しく、訪れた方々の五感を楽しませています。
無鄰菴在釜は毎週火曜日の午前中に開催しております。紅葉を眺めてお抹茶をお召し上がりませんか?どうぞ秋の思い出の1ページに加えてくださいね。
スタッフ一同お待ち申し上げております。
*11月26日(火)の在釜は10時からとなります。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承のほど、よろしくお願いいたします。
毎年恒例の無鄰菴のライトアップ!今年は11月22日(金)から3日間のみの開催でしたが、初日から大勢のご来場があり、水面に映る逆さ紅葉の景色などをお楽しみいただきました。
ガイドの解説を聞いてお庭を巡る方、母屋2階にてドリンクで喉を潤しながらお庭の全景をゆったりと眺められる方、日中に見せる紅葉とは違い、照明の演出により静かに佇む朱色もみじの艶姿と庭園風景のご見学でライトアップをご堪能いただきありがとうございます。
お庭を巡られている方から、「芝生のエリアからは紅葉と斜めのアカマツの姿の景色がとても綺麗でした」「滝口から戻る時に、苔の絨毯に浮かぶ紅葉もみじの枝葉の模様にいやされました」「2階からの景色は光と影によって庭園を歩いている人が目立たず、静かに映し出されたモミジの赤色が強調されて素晴らしかったです」などのお声をいただきました。
ライトアップとコンシェルジュガイドを通して、京都の思い出と文化財庭園の価値をお知り合いの方へと伝えて頂ければ、嬉しい限りでございます。
11月23日(土)24日(日)、ピークを迎えた紅葉の庭園の中での庭園巡りを開催致しました。
温かい気温の中、たくさんのご質問と返答の会話の中で紅葉の仕組みや植物の特性などをお伝えしつつ、無鄰菴の名勝庭園の在り方や各所のお庭の特徴などを交えてお庭をご案内させていただきました。
ご参加いただいた方から「庭園づくりがこんなにも奥深いものとは思っていなかったので、色々お話が聞けて楽しかったです!時間があれば、もっと色々お話を聞きたかったです!」「商物、木々が大好きなので嬉しかった事と、勉強させていただきました」といったのコメントをいただき、最後に母屋にて紅葉の風景をお抹茶とともに寛ぎのお時間を過ごしていただきました。
https://murin-an.jp/weekend-garden-guide/
【アルバム】無鄰菴茶道教室
11月22日(金)、23(土)の茶道教室の様子です。母屋2階で開催されたお稽古では、お茶会での足運びをメインにされている場面でございます。畳に摺り足で移動し、歩幅や歩数を意識しながらも、芯が通った姿勢を保つのは、至難の業。日常とは異なる歩き方のため、日々の習慣により身についていきます。振り返りなど方向を変えて移動する際の足首の振る舞いを一人一人指導していただきました。
https://murin-an.jp/tea-ceremony-school/
紅葉シーズンになり、たくさんの来園者が行き来する中、サザンカの蜜や木の実を求めて飛来しているメジロですが、なかなかお目当ての場所に辿り着けず、すぐに飛翔していきました。
日にちを重ねるごとに、このメジロも人ご来園の方々への警戒を少しずつ解いていくことでしょう。
アカマツの剪定を行ったあと、細かな松葉やモミジの紅葉した葉が水面及び水底に蓄積したものを取り除いています。瀬落ちや水際の庭石の隙間に入り込んだ松葉などは手ぼうきで掻き出しながらの作業を行い、水面を波打つ波紋が揺らめきをもった紅葉の水景色を映し出していました。
Cleaning Murin-an’s Stream
After pruning Murin-an’s red pine tree (akamatsu), we’re removing the small pine needles and red maple leaves that have accumulated on the surface and at the bottom of the stream. As we used our whisk brooms to pick out pine needles stuck in the cascade and in gaps between the garden stones nearby the stream, the ripples on the water’s surface reflected a shimmering autumn scene.
紅葉が目立つようになりました!
お友達を誘って、お庭にお越しください。お近くを観光し、チョット立ち寄りで足を休めてみては?京都の穴場の庭園カフェでまったりするもよし、写真を撮るもよし、お庭に詳しくなるもよし。ごゆっくりお過ごしください〜。
庭ヤングのみんな、待ってるよ!
●開 催 日 2019年11月28日(木) ※2019.4/28~スタート
●.開催時間 9:00~17:00(最終入場16:30)
●.料 金 35歳以下 入場料無料
●.予 約 不要
●.会 場 無鄰菴
※要免許証、保険証等のご年齢確認できる証明書のご提示が必要となります。お忘れの場合は、恐れ入りますが通常料金となります。
https://murin-an.jp/events/event-20190928-2/
The 28th of every month is Garden Day! Free entry for all age 35 or under!
As of April 2019, entry is free for all age 35 or under on the 28th of every month!
Be sure to invite a friend to visit the garden with. You can relax at our garden cafe―it’s one of Kyoto’s little hideawaysーsnap some pictures, or learn more about the garden. Take your time as you enjoy Murin-an.
We’re waiting for all you young garden fans!
●Date: November 28, 2019 (Thus.) (started on April 28, 2019)
●Time: 9:00 AM-5:00 PM (last entry 4:30 PM)
●Reservations: None necessary
●Place: Murin-an
*Proof of age such as a driver’s license or insurance card is necessary. Please note that the regular entry fee applies to those who do not bring proof of age with them.
https://murin-an.jp/events/event-20190928-2/
11月20日(水)の午後、ホオジロについてお伝えいたしました。瀬戸内地方では、「ショウト」とも呼ばれることがあり、ホオジロが猿蟹合戦のような鬼退治に出かける昔話がございます。
春の季語としても使われるこの野鳥の聞きなしは様々な言い回しがあり、幾つかお伝えさせてさせていただきました。この周辺では深山から鴨川の広い範囲に生息していますので、立ち止まってその声をじっくり聴いてみるのも面白いかもしれません。
毎週水曜日に開催している「無鄰菴野鳥ミニ講座」は14:00~14:30の30分、母屋1階の8畳の間で行っています。1種を取り上げてその野鳥の解説や生態の面白さなどを、お庭を眺めつつ、やってきた野鳥の解説も行いながらお話をしています。
お越し頂いた方には先着20名様に、その時にお話をした無鄰菴野鳥の特製オリジナル絵葉書をプレゼントしています!お気軽にご参加くださいませ。
https://murin-an.jp/wildbird/
南側流れ内に生育しているハナショウブは6月に開花を迎え、ようやく種子が割れ始めました。中からそっと覗かせている種子は硬く、そして大きいので野鳥に食べられることなく残ったままでございます。月日が経つと茎が乾燥して折れ始めるので、しばらくすると、刈り取る予定です。
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