日本語EnglishChinese

お知らせ

野鳥
イベント報告2019/10/10

「無鄰菴野鳥ミニ講座」/Wednesday: Wild Bird Lesson

10月9日(水)の午後、母屋8畳にて野鳥講座を行いました。遠方からお越しくださった方もおられ、ツツドリの生態に大変興味を持っていただき、30分があっという間に経ちました。
カッコウの仲間の特性はそれぞれ異なっていますが、托卵についてのお話は、どの回でも皆さまびっくりされたご様子でございました。

毎週水曜日に開催している「無鄰菴野鳥ミニ講座」は14:00~14:30の30分、母屋1階の8畳の間で行っています。1種を取り上げてその野鳥の解説や生態の面白さなどを、お庭を眺めつつ、やってきた野鳥の解説も行いながらお話をしています。
お越し頂いた方には先着20名様に、その時にお話をした無鄰菴野鳥の特製オリジナル絵葉書をプレゼントしています!お気軽にご参加くださいませ。
https://murin-an.jp/wildbird/

野花
庭園スタッフのまなざし2019/10/9

クサボケの果実が色づきました!

真夏に徐々に膨らみを見せていたクサボケの果実が黄色く色づき始めました。
来場の方からよく「あの果実はリンゴ?カリン?」とご質問をよくいただきます。

未熟な時は葉に隠れて目立ちませんでしたが、落葉後、黄色く熟した果実が際立つようになりました。
芝生エリアを巡られる時、その大きな果実に出会えます。

ニュイブランシュ2019
イベント報告2019/10/8

ニュイブランシュ KYOTO 2019

京都市とアンスティチュ・フランセ関西が開催した「ニュイブランシュ KYOTO 2019」に今年は無鄰菴も参加!10/5(土)は夜間ライトアップともに無鄰菴を無料開放し、たくさんのお客様にご訪問いただきました。また当日はローラン・ピック駐日フランス大使にもご訪問いただき、無鄰菴と展示作品をご堪能いただきました。

また翌日10/6(日)は参加作家アントニー・ボダン氏を招き、アーティストトークを開催。現代美術と日本庭園のコラボレーションにまつわる興味深い話に、ご参加の方々も熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

作品展示は10/20(日)まで開催しています。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください!
https://murin-an.jp/events/event-20190928-1020/

茶道教室
イベント報告2019/10/6

無鄰菴茶道教室

10月4日(金)、5日(土)にお茶室での茶道教室での様子でございます。
障子を開けていると心地よい風と瀬落ちの心地よい音が室内に響いていました。

今回、扉の開け方で男性と女性とでは異なる方法がある事を、お稽古の中でお話くださいました。
動作1つにしても、しなやかを見せる振る舞いが込められていました。

https://murin-an.jp/tea-ceremony-school/

昆虫イシガケチョウ
庭園スタッフのまなざし2019/10/5

イシガケチョウの飛来

ヒサカキの葉上にイシガケチョウが羽を広げて休んでいました。
羽の模様が石崖に似ている事からつけられたチョウでございます。

クマゼミと同じように分布を南方から広げているチョウで、
京都の山林でも見かけるようになりました。

静止中はよく羽を広げて止まっているので、
見かけましたら羽の石崖模様の様子をお楽しみください。

限定茶菓子
施設情報2019/10/4

季節のしつらえと限定茶菓子

無鄰菴では、四季折々の「しつらえ」でお客様をお迎えさせていただいております。明日は二十四節気の「寒露」にちなんだ季節のしつらえをお楽しみいただけます。また「寒露」に合わせたこの日限りのお茶菓子(限定数)もご用意し、皆様のお越しをお待ちしております。当日は、栗をイメージしたお茶菓子をご用意致します。尚、こちらの茶菓子席は無くなり次第終了です。ご了承下さいませ。

日程10月5日(土)
料金:1000円(限定数・入場料別・予約不要)

─次回以降の生菓子
10/19(土)【霜降】練り切りピンク菊
11/ 2(土)【立冬】練り切り柿
11/22(土)【小雪】きんとん紅葉

全て生菓子は無鄰菴限定商品です。真盛豆で有名な老舗『金谷正廣』(京都市上京区)で各日特別に作っていただいた、オリジナルをご提供致します。
問合せ先
無鄰菴管理事務所
〒606-8437 京都市左京区南禅寺草川町31
Tel・Fax 075-771-3909
https://murin-an.jp/events/seasonal-event-20191005/

(Seasonal Tea Sweets Day) Kanro 寒露 (Cold Dew)

Spend a truly Japanese afternoon with appropriately seasonal sweets in a room. At Murin-an, you can savor the season’s blessings with all your senses. Tomorrow’s theme is the “Cold Dew” (Kanro 寒露) season, which means late autumn/early winter in Japan’s 24-season calendar.
Enjoy, soothing view of the garden while exploring the delicate taste of wagashi (Japanese sweets) balanced by the pleasantly bitter taste of matcha tea.
First-come-first-served, there is only a limited availability of tea sweets, which are exclusively created for Murin-an garden.

Date: October 5, Saturday
Fee: 1000 yen (+Entrance fee. No reservation required)
*limited number /day, first-come-first-served
Tel・Fax 075-771-3909 
http://murin-an.jp/en/

All our confectionery belong to a limited edition produced exclusively for Murin-an.

野鳥
イベント報告2019/10/3

「無鄰菴野鳥ミニ講座」/Wednesday: Wild Bird Lesson

10月2日(水)に母屋1階8畳間にて86回目の野鳥講座を開催いたしました。今回は「チュウサギ」について。本来は夏鳥として日本にやって来て繁殖する野鳥であり、求愛する時に出る色彩の変化や飾り羽についてお話させて頂きました。
この周辺で見られる白いサギはダイサギ・チュウサギ・コサギの3種類ですが、チュウサギは他のサギと比べて個体数も少なく、生息環境も違っているため、なかなかお目にかかれない存在となっています。
https://murin-an.jp/wildbird/

Murin-an Wild Bird Mini-lecture
On October 2 (Wed.), we held our 86th wild-bird mini-lecture on the first floor of the 8-tatami mat space on the main house’s first floor. This time we discussed the intermediate egret. We introduced how this wild bird primarily migrates in summer and that it comes to Japan to propagate. During courtship and mating, it changes color and bears decorative feathers.

There are three varieties of egret seen in this area: the Great Egret, the Intermediate Egret, and the Little Egret. Because the Intermediate Egret exists in relatively fewer numbers compared to the other egret varieties and because its natural habitat differs from this area, it is rarely seen here.
https://murin-an.jp/wildbird/

昆虫 オオスカシバ
庭園スタッフのまなざし2019/10/2

オオスカシバのひと休み

この昆虫は何でしょう?こう見えて実はガの仲間なのです。
透明な羽は、羽化した時には白い鱗粉に覆われていますが、羽ばたく度に落ちて透明になってしまうのです。
カラフルな色合いは別の生き物に擬態して天敵から食べられるのを回避するためです。
またとても速いスピードで飛翔もでき、1秒間に70回以上羽ばたきをします。
その羽ばたきのおかげで、空中停止をしながら花の蜜を吸うことができるのです。

アーティスト イン レジデンス
ご来場情報2019/10/2

ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 (旧称・京都ドイツ文化センター) が実施する「アーティスト・イン・レジデンス」プログラムを活用し来日したアーティスト3名が、無鄰菴に日本庭園を学びに訪れました!

9月24日、 ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 (旧称・京都ドイツ文化センター) が実施する
「アーティスト・イン・レジデンス」プログラムを活用し来日したアーティスト3名が、無鄰菴に日本庭園を学びに訪れました!

無鄰菴と南禅寺を植彌加藤造園のスタッフが解説。庭園の流れ(小川)のせせらぎに耳を傾ける音楽家、時を超えて変化を続ける庭園に良質な価値を見出した舞台芸術の専門家など、感性豊かな芸術家ならではの視点で、無鄰菴の世界を堪能してくださいました。

「庭に集い、庭をはぐくむ」という時間軸や価値観が、アーティストの創作活動になにかしらのヒントとなれば嬉しいです。文化財庭園の保存と活用について、これからもより多くの皆さんにご理解いただけるよう、挑戦を続けてまいります。

無鄰菴トップページへ戻る

剪定
庭園スタッフのまなざし2019/10/1

ビリ寄せの作業

皆さまがお庭を巡っていただく園路には小さな小石が敷き詰められています。ビリ石は、歩くと音が鳴るなど様々な名前の由来があるそうです。
たくさんの往来があると、ビリは園路外にもはみ出てしまうため、手ぼうきを使用して園路中央に寄せていきます。園路の両脇を丁寧に掃き、小石の山ができた部分は撫でるように竹先で地慣らしをおこないます。
両脇の小石を取り除くのには、園路外にできるだけ小石が移動しないようにすることと、雨が降った時の雨水の通り道にするためです。苔の隙間に小石が入り込むと、少しずつ苔が生育できなくなるので、こまめにビリ寄せで園路を保つのもお庭の管理の大切な仕事です。勾配がある園路では下方にビリが集まりやすいので、蓄積されたものは集めて回収作業もおこなっています。
園路を巡られる際は、歩く音も楽しみつつ、お庭を愛でながらゆっくりと散策くださいませ。

1 29 30 31 32 33 34 35 36 37 67
庭をはぐくむ公式メールマガジン 庭園メールニュース

登録する

お出かけに役立つお庭の最新情報、イベント情報、庭師のコラムなど、お届け!特別イベントにもご招待。