緑の絨毯のように生育しているハイゴケはとても柔らかく、それらの隙間に入り込んだ枯葉は手ぼうきでは取り除けない部分もございます。
そういった場所では手で一枚一枚拾い集めていきます。芝地から苔に変化する玉垣周辺では、ハイゴケが空に向かって生育している部分もあるため、苔の生育具合を見極めながら作業を進めています。
https://murin-an.jp/
12月10日(火)は無鄰菴在釜の日です。
先週の在釜は、紅葉の残る中、大勢のお客様にお越しいただきました。
暖かな部屋で皆さんにお抹茶を召し上がっていただきました。在釜スタッフからお客様へ在釜の説明やお庭のガイドなどさせていただくのですが、お客様からも様々なお話をお伺いすることがとても楽しいのです。
なお、12月から無鄰菴在釜は午前9時から午後4時まで開催しております。
ぜひ、無鄰菴在釜に足をお運びください。スタッフ一同お待ちしております。
https://murin-an.jp/zaifu/
12月7日(土)、母屋2階にて杉本家住宅・杉本氏庭園を守り伝える公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会の杉本節子さんをお招きして京都の年中行事を学んでいただきました。杉本家に伝わる古文書「歳中覚」の各月の年中行事や質素倹約の食のならわしはとても興味を惹くものばかりでありました。
江戸期の商家の食文化(時間短縮の食、献立の必要性)を映像とともにお伝えいただき、食のならわしにより、時間を有効に使う大切さも同時に学べた講座でございました。ご参加の方から「季節ごとに杉本さんのお話をききたいです」「京都のしきたりを知る事ができ、ていねいに暮らしていきたいと思いました」とコメントをいただきました。
https://murin-an.jp/
Special Seminar: On to the New Year! Learning about Kyoto’s Annual Events with Setsuko Sugimoto: Toward a Year of Appreciating Living
On December 7 (Sat.), we learned about Kyoto’s annual events with Setsuko Sugimoto of the Naraya Memorial Sugimoto Residence Preservation Society, which preserves and informs the public about the Sugimoto Residence and Garden. Everyone was fascinated by the Saichu Oboe (Memorandum on Annual Events), an historical document held by the Sugimoto family, and its annual events for each month of the year and dietary customs.
This lecture used video images to show us the dietary culture of an Edo period (1603-1868) merchant family, including points such as eating to save time and the necessity of having a course menu, and also taught us the importance of using time effectively.
https://murin-an.jp/
=近日開催イベント=
ほかにも様々な講座イベントを開催しております。皆さまのご参加お待ちしております!
●12/11・18(水) 無鄰菴きもの教室 -生活の中に文化を!-
https://murin-an.jp/events/event-20191211/
●1/11(土)~15日(水)大阪学院大学短期大学部×無鄰菴 コラボ企画「フランス額装と庭と暮らし」
https://murin-an.jp/events/event-20200111-15/
●12/21(土)庭師と学ぶ フォスタリング・スタディーズ Ⅲ 第5回 マツ、セキショウ
https://murin-an.jp/events/event-20191221/
●2/22(土)・23(日)瓢亭×京あそび×無鄰菴 和ろうそくで見る「国宝 源氏物語関屋澪標図屏風 (高精細複製)」 と特別お濃茶席
https://murin-an.jp/events/20200222-23/
12月6日(金)、7日(土)にお茶室にて茶道教室を開催致しました。12月に入り、寒さが感じられる季節の中での割り稽古の様子です。生徒さんが一人ずつお稽古を行っている間、その様子を見学してご自身の学びを行います。静かな空間の中で釜で沸かした湯の蒸気により、凛としたお稽古の雰囲気が一層増していました。
https://murin-an.jp/tea-ceremony-school/
=近日開催イベント=
ほかにも様々な講座イベントを開催しております。皆さまのご参加お待ちしております!
●12/11・18(水) 無鄰菴きもの教室 -生活の中に文化を!-
https://murin-an.jp/events/event-20191211/
●1/11(土)~15日(水)大阪学院大学短期大学部×無鄰菴 コラボ企画「フランス額装と庭と暮らし」
https://murin-an.jp/events/event-20200111-15/
●12/21(土)庭師と学ぶ フォスタリング・スタディーズ Ⅲ 第5回 マツ、セキショウ
https://murin-an.jp/events/event-20191221/
●2/22(土)・23(日)瓢亭×京あそび×無鄰菴 和ろうそくで見る「国宝 源氏物語関屋澪標図屏風 (高精細複製)」 と特別お濃茶席
https://murin-an.jp/events/20200222-23/
12月に入り、東山からそよぐ風が冷たく感じるようになりました。母屋1階10畳間では、室内からお庭をご覧いただく際に、より快適に過ごしていただけるようにストーブを設置しました。
実はこちら、京都市や消防署との協議を得て、ようやく設置に至ったものです。
文化財の指定管理者として、安全に十分に配慮しながら、運営してまいります。
カフェでお寛ぎいただきながら、冬の景色をぜひお楽しみくださいませ。
今週はゆず茶がおすすめです~
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お庭の各所で育っているマンリョウの果実が赤く色付きました。
枝に対して下向きに果実が付くのが特徴的で、冬場には野鳥たちの大切な食料にもなっています。
日当たりの良い場所のマンリョウは現在たくさん結実していますので、是非ご覧ください。
モミジの落葉は時間の経過とともに乾燥して丸みを帯びてきます。
苔の隙間や樹木の根元、そして他の樹木の枝葉に絡んだものは、手ぼうきで取り除いていきます。
力を入れすぎず、植物に触れ過ぎず、毛先で植物の表面に風を起こすようにして傷つけないように作業をしている様子です。
無鄰菴では、四季折々の「しつらえ」でお客様をお迎えさせていただいております。明日は二十四節気の「大雪(たいせつ)」にちなんだ季節のしつらえを母屋にてお楽しみいただけます。また「大雪」に合わせたこの日限りのお茶菓子(限定数)もご用意し、皆様のお越しをお待ちしております。当日は、練り切り山茶花のお茶菓子をご用意致します。尚、こちらの茶菓子席は無くなり次第終了です。ご了承下さいませ。
日程:12月7日(土)
料金:1000円(限定数・入場料別・予約不要)
─次回以降の生菓子(予定)ー
12/ 21(土)【冬至】練り切り柚子
2020年
1/4 (土)【小寒】きんとん松
1/18(土)【大寒】椿
全て生菓子は無鄰菴限定商品です。真盛豆で有名な老舗『金谷正廣』(京都市上京区)で各日特別に作っていただいた、オリジナルをご提供致します。
問合せ先
無鄰菴管理事務所
〒606-8437 京都市左京区南禅寺草川町31
Tel・Fax 075-771-3909
https://murin-an.jp/events/seasonal-event-20191207/
(Seasonal Tea Sweets Day) Taisetsu 大雪 (Snows a lot)
Spend a truly Japanese afternoon with appropriately seasonal sweets in a room decorated with seasonal things. At Murin-an, you can savor the season’s blessings with all your senses. Tomorrow’s theme is “Taisetsu” (大雪), Snows a lot in Japan’s 24-season calendar.
Enjoy sitting next to our new arrangement in the main house while exploring the delicate taste of wagashi (Japanese sweets) balanced by the pleasantly bitter taste of matcha tea, and also enjoying the soothing view of the garden.
First-come-first-served, there is only a limited availability of tea sweets, which are exclusively created for Murin-an garden.
Date: December, 7 Saturday
Fee: 1000 yen (+Entrance fee. No reservation required)
*limited number /day, first-come-first-served
Tel・Fax 075-771-3909
All our confectionery belong to a limited edition produced exclusively for Murin-an.
https://murin-an.jp/events/seasonal-event-20191207/
12月4日(水)、母屋1階八畳間でヤマドリについてのお話を致しました。日本のみの生息する固有種であり、オスはキジのような長い尾羽を持っているのが特徴な野鳥でございます。昔から和歌や百人一首の中でも親しまれ、東山の薄暗い林内にも生息しています。本日はそのヤマドリの魅力や母衣打ち(ほろうち)などをお話させていただきました。
毎週水曜日に開催している「無鄰菴野鳥ミニ講座」は14:00~14:30の30分、母屋1階の8畳の間で行っています。1種を取り上げてその野鳥の解説や生態の面白さなどを、お庭を眺めつつ、やってきた野鳥の解説も行いながらお話をしています。
お越し頂いた方には先着20名様に、その時にお話をした無鄰菴野鳥の特製オリジナル絵葉書をプレゼントしています!お気軽にご参加くださいませ。
https://murin-an.jp/wildbird/
お茶室の付近にあるナンテンが朱色の果実を付けています。こちらの実はヒヨドリの好物の1つであり、近くに人がいない時、よく実をついばみに来ています。ご自宅でナンテンの実が毎日少しずつ少なくなっていれば、それはヒヨドリがやってきているのかもしれません。
Fruit of the Heavenly Bamboo
There are scarlet colored fruits growing on the heavenly bamboo plants around Murin-an’s tearoom. These fruits are a favorite food of bulbuls, and when there are no people around, these birds often come to peck at them. If the fruits on your heavenly bamboo plant are growing fewer and fewer every day, a bulbul may be paying you a visit.
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