10月26日(月)、ご来園の方に驚きと能の魅力をお伝えする「イエス、能。」イベントを開催いたしました。
第8回目のテーマは「重陽の頃」。旧暦の重陽の節句は10月25日でした。暦にぴったりな演目「猩々(しょうじょう)」と「通小町(かよいこまち)」を、宇髙竜成さまが威風堂々、演じてくださいました。今回は、久しぶりにお座敷でのサプライズ上演で始まりました。突然始まった謡に、びっくりされるお客様の姿も。演目の解説をはさみ、2曲目「通小町」は、お庭で演じてくださいました。ちょうど陽が傾く時間と重なりました。山縣有朋公が好んだ秋の無鄰菴、「秋は夕陽のはなやかにさして・・・」とは、この日のお庭の姿だったかもしれません。
金剛流シテ方能楽師の宇髙竜成さまによるこちらのイベントは定期的に開催しています。目印は、無鄰菴の入口に掲がる暖簾です。その日、お庭のどこかでランダムに披露をしています。
和の素晴らしさと幽玄な能の響き両方を身近に感じていただける機会です。ぜひこのチャンスをお見逃しなく。
「イエス、能。」について、くわしくはこちらから
当日のご様子は以下のURLから動画をお楽しみ頂けます。次回は10月に開催を予定していますのでお楽しみに!
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