2021年3月28日(日)~3月30日(火)
京都市内の小・中学生を対象に開催したこちらの講座は茶会の全体像をつかむユニークな連続講座として3月28日まで開催されます。今回は第10回目と11回目のお話。無鄰菴母屋2階やお茶室で「茶会を支える職人の世界を知る・半東の役割を学ぶ」の様子をレポートいたしました。10回目はリハーサル、11回目(最終回)は本番の様子でございます。
リハーサルを行う前に母屋二階にて、墨で掛軸に飾る色紙を作成しました。
それぞれ熱心に一筆ごとに心を込めて仕上げていただきました。
お茶室では台本を読み上げて本番前最後の練習の様子です。
席主の役割を交代しながら練習に力が入りますが、講師の妹背宗佳先生から
細やかな動作の指導を受けながらお稽古が進んでいきました。
いよいよ最終回の日は練習の成果を発揮する場となりました!
ご招待でお越しになられた方へ、着物を纏って心を込めて席主を努めます。
お点前終了後、記念撮影もさせていただき、
最後には席主を長期にわたって学んだ証として表彰状が贈られました。
名勝庭園で講師から茶会のしくみを学び、日本文化についても深く知ることのできるこの講座では、初めて席主を体験して、色々な作法だけでなく貴重なものに触れる機会にも巡り会うことが出来ました。奥深い日本文化も学べたこともあり、皆さまからまた参加したいとのお声がございました。
登録する
お出かけに役立つお庭の最新情報、イベント情報、庭師のコラムなど、お届け!特別イベントにもご招待。