2021年5月18日(火)17:00-18:00
ご来園の方に驚きと能の魅力をお伝えする「イエス、能。」イベント。
テーマは、晩春 能の世界の中の「春の月」。臨時閉場中の無鄰菴にて無観客で実演を行い、その様子をお送りします。
能の世界の中の「春の月」をテーマに晩春について描かれた采女(うねめ)が演目でした。
【諸国一見の旅僧が奈良春日明神に参詣すると、一人の女が来て、当社の謂れを語ります。また、女は僧を誘って猿沢の池へ行き、昔帝の寵愛を受けた采女が、帝の心変わりを恨んで、この池に入水した事を物語り、自分はその幽霊であるといって、池の中に入ります。しばらくして、僧が池の辺りで読経回向していると、采女が現れ出て、成仏を喜び、采女についての逸話を語り、歌舞を奏して、また池の中に入ってしまいます。】このストーリーを舞によって実演していただきました。
金剛流シテ方能楽師の宇髙竜成さまによるこちらのイベントは定期的に開催しています。目印は、無鄰菴の入口に掲がる暖簾です。その日、お庭のどこかでランダムに披露をしています。
今回の動画はこちらからご覧いただけます!
第2回 テーマ:「晩春 能の世界の中の-春の月-」 演目=「采女(うねめ)」の動画
新緑の庭園を背景に、和の素晴らしさと幽玄な能の響き両方を身近に感じていただける機会です。
ぜひこのチャンスをお見逃しなく。
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