2022年6月20日(月)10:00-11:00
京都の老舗 松栄堂の監修のもと、無鄰菴の季節を最も表現するお香と和歌をチョイスして、実施しました!
朝の小春日和の日本庭園と、お香がどんな空間を見せてくれたのでしょうか?
今回のテーマは「苔」10分ガイドの解説後、お香薫る庭園をご散策いただきました。
今回はこちらの一首。
〜ふりまさる宿の軒端をもる雨は しつくも苔の色におつなり 〜
降りつのる雨。軒先をしたたる雨は庭の苔を映し、瑞々しい緑の雫となって落ちています。)
■百番歌合(ひゃくばんうたあわせ)』
梅雨入りして雨の日が続くと、より生き生きとしているお庭の苔。苔は湿度が高いと葉先がふわっと広がります。実は無鄰菴のお庭には約50種類の多種多様な苔が生息しています。
お香の香りに誘われてふと足元に視線を落としてみれば、それぞれの苔の違いが感じられ、やわらかな質感のみずみずしい苔を見ながらお香をお楽しみいただきました。
開催当日は関東方面からのご来場の方も多く、遠方からお越しくださり、ありがとうございました。
次回も、無鄰菴公式SNSから、実施日をお伝えします!
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