研究「Correlating stress reduction and eye movement patterns in a world-famous Kyoto Japanese garden」に無鄰菴が協力しました。

長崎大学の五島聖子教授を代表とする研究グループによる研究「Correlating stress reduction and eye movement patterns in a world-famous Kyoto Japanese garden」の実験が無鄰菴で行われました。

本研究は日本庭園の鑑賞がストレスの緩和に及ぼす効果を検証することを目的として、生理的・心理的な影響を計測するものです。

被験者は無鄰菴母屋内部の視点場に座った状態で庭園を鑑賞し、その間の脈拍・眼球運動と、POMS（気分プロフィール検査）を用いて庭園鑑賞前後の気分が測定されました。本実験は対照実験であり、無鄰菴での計測結果は別の庭園鑑賞時の計測結果と比較して考察されます。

園芸療法の分野では従来より庭園の癒し効果について様々な研究が行われていますが、本研究により新たな側面が明らかにされることが期待されます。