無鄰菴の通常非公開のルートを限定人数で見学し、講師の解説とともに名勝庭園の面白みを深く味わうイベントです。
古いお庭は、作庭当初から園路が作り変えられたり、経年変化で消滅していることがよくあります。無鄰菴も然り。しかし、お庭にとってはどこを通って、どこから眺めるかは施主のメッセージが込められたとても大切な要素です。今回は無鄰菴の施主、山縣有朋が来客を案内したルートに沿って、見学します。
また、かつて美術評論家 黒田天外が山縣有朋を無鄰菴に訪ねた様子を記録した明治40年出版の「續江湖快心録」を洋館で講師と一緒に読み解きます。その後、明治時代そのままの印象を残す現在非公開のルートで、特別に無鄰菴をご案内いたします。
今まで知らなかった無鄰菴が目の前に広がる様は圧巻です。また、庭をつくりはぐくむとはどういうことか、体感できます。本格的な暑さを前にして、生き生きと輝く今の庭園とご一緒にお楽しみください。
開催概要
- 開 催 日 2024年5月19日(日)
- 開催時間 14:00~16:00
- 料 金 5000円(入場料込み)
- 定 員 10名(要予約・先着順)
- ※最少実施人数5名
- 申込締切 2024年5月12日(日)12:00
- 会 場 無鄰菴母屋2階および庭園
- 講 師 無鄰菴スタッフ 平野友昭