今回は、数寄屋空間の基礎となる「銘木・木材」にスポットをあてます。原木から「木取り」の工程を経て、実際に建築に生かされるまでを解説します。「木取り」とは用途に応じた材を得られるよう、切る方向、位置、手順などを的確に決める技術です。そこには銘木として木材を愛でる日本の美学が根底にあります。この日本にしかない銘木技術を中心に、岡崎界隈の銘木尽くしの邸宅や別荘の見立て、無鄰菴の銘木取り合わせについて、実例を見学しながらわかりやすくお話しします。
開催概要
- 開催日 2018年5月20日(日)
- 開催時間 14:00〜16:00
- 会 場 無鄰菴 母屋2階
- 料 金 3,500円/人
- 定 員 20名(要予約・先着順)
- 講 師 菅澤茂(工学院大学建築学部建築デザイン学科客員研究員)
- ゲスト 中川典子(銘木師、千本銘木商会常務取締役)