三段の滝の手前には沢飛石があり、広い水面をご覧いただくと、
水面上空の姿が映る場所がございます。
この時期でも落葉が少しずつ水面下に蓄積するため、石の間や水底にあるものを丁寧かつ、
取り除きすぎない様に掃除をおこないます。
現在、枝葉が新緑の景色を映り込んでいる様になっています!
●無鄰菴トップページへ戻る
4月24日(水)の午後、「イカルチドリ」についてお話をさせていただきました。
イベント開催前に目の前に無造作に並べられた小石をみて、皆さま少し疑問を持たれていました。「実はイカルチドリの巣で、卵を抱く部分は小石や貝殻のかけら、植物の小枝を運んで細かな巣材で形成されているんですよ」とお伝えしますと、皆さんとても興味を持って頂きました。無鄰菴内でも河川の河原に似た部分がございますので、極僅かですが飛来の確認がありました。お話中には、セグロセキレイのオスの求愛ダンスも見られ、しなやかな羽の動きに感動されていました。ご参加くださった方から「また1つ賢くなりました!」「河原へ行って観察します!」とのお声をいただきました。
次回は5月8日(水)センダイムシクイについてお話します!(※5月1日はお休み)
毎週水曜日に開催している「無鄰菴野鳥ミニ講座」は14:00~14:30の30分、母屋1階の8畳の間で行っています。
1種を取り上げてその野鳥の解説や生態の面白さなどを、お庭を眺めつつ、やってきた野鳥の解説も行いながらお話をしています。
お越し頂いた方には先着20名様に、その時にお話をした無鄰菴野鳥の特製オリジナル絵葉書をプレゼントしています!お気軽にご参加くださいませ。
●詳しくはコチラ
4月19日(金)、ご来場いただいた生徒さんたちは、学芸員による無鄰菴庭園の解説を熱心に聞いておられました。引き続き同じ場所でお茶の飲み方の作法を学びながら抹茶を召し上がっていただき、お庭を堪能していただきました。遠方からお越しくださり、盛りだくさんの観光スケジュールの中、無鄰菴にお越しください、誠にありがとうございました。
●無鄰菴トップページへ戻る
芝地には現在、様々な野花が咲いています。
お日さまの光を浴びて開花している姿をご覧ください。
普段見過ごしがちな足元や園路の縁に咲いていますので、ゆっくりじっくり探してみてください!
紫、黄、白色の野花が覗かせています。
芝生の丘の西側を流れるエリアは、お茶室付近の大樹の葉が蓄積しやすい場所でもあります。
ハナショウブの株や葉を傷つけないように気をつけながら瀬落ちの所まで枯葉を取り除いているところです。
この場所は、6月にハナショウブの紫色の花が見頃を迎えます。
●無鄰菴トップページへ戻る
4月21日(日)の午後、洋館にて当施設学芸員によるイベントを開催しました。無鄰菴会議が行われた日に合わせて、毎年行っているイベントですが、今年は無鄰菴を訪れた明治の要人と天皇家の関わりをテーマに行いました。
大正天皇の京都行啓時の急な無鄰菴への立ち寄り、など山縣有朋と天皇家との関係を感じられるエピソードも多数・・。もちろん、無鄰菴会議とはいったい何だったのか、もわかりやすく解説しました。
ご参加の方からは、「これまで見聞きしていた無鄰菴会議の内実が分かり面白かった!」とお声をいただきました。
【お知らせ】チケットリニューアル!
新パンフレットに引き続き、チケットも装い新たに登場です!前回のチケットより細くて長くて、パンフッレットと一緒に持ちやすくなりました。栞としても使っていただけますよ。雨の日限定チケットも引き続きご用意しています。是非、無鄰菴にお越しになって手にして見てください!スタッフ一同お待ちしております。
庭師と学ぶ フォスタリング・スタディーズ Ⅲ 第1回「春」サツキツツジ、アセビ、松の芽つみ
4月20日(土)午後、洋館にて自己紹介や剪定する対象種の解説の後、お庭で庭木のお手入れを2グループに分かれて行いました。松の芽つみは、薄茶色の細長い新芽を摘み取る度にマツ特有の香りが漂い、ご来園中の方も足をとめてその様子を眺めておられました。2月中頃から咲いていたアセビの花も終わり、本日の花殻搾取も手作業で取り除き、新緑のもみじや初夏間近のお庭を眺めながらお手入れの時間を過ごしていただきました。お手入れ中は、どの部分をどのくらい取り除けばいいのか、自宅の庭木の質問、無鄰菴での剪定の作業などを丁寧に説明する解説の場面もたくさんございました。ご参加の方から「全体を見渡してお手入れする大切さを感じました。いつも触れない樹木に触れさせていただいてとても身近になりました。」とコメントをいただきました。
3
次回は6/22(土)モチ、クチナシ、カシで講座を開催いたします。
●詳しくはコチラ
無鄰菴茶道教室
4月19日(金)、20日(土)青もみじ揺れる中での茶道教室の様子です。割り稽古で1つ1つの動作を講師の手ほどきとともに丁寧に確認しながらお辞儀、袱紗捌き、茶道具の清めをおこなっていただきました。
●詳しくはコチラ
セグロセキレイが巣立ちました!
坪庭桟瓦・のし瓦の谷部の隙間奥でセグロセキレイが子育てを始め、巣立ち雛が外に出てきました。
昨年は2羽、今年は3羽の雛が元気に鳴く姿を見せてくれました。親鳥は流れや芝生で餌を咥えて何回も運んでいます。
ヒナの羽ばたきがしっかりとしたものになれば、
親鳥とともに庭園内で見かけることが出来るようになります。
登録する
お出かけに役立つお庭の最新情報、イベント情報、庭師のコラムなど、お届け!特別イベントにもご招待。