静寂な日が続き、水辺にはカルガモが休息地として飛来するようになりました。
普段は早朝にいるのですが、この日は午後もゆったりと過ごしている様子でした。常に2羽で移動し、時々採食する姿もございました。
このカモの特徴として、雌雄ともに嘴の先端の黄色が目立つことです。カモ類のメスはよく似た体色をしているので、見分けのポイントの1つとなります。
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浅瀬の部分には落ち葉が溜まりやすく、こまめに手入れが必要となります。石垣の隙間付近のものは手箒で、流れ幅の中心部は竹箒で掻き出しているところです。「水中にある山石を動かさないように注意し、水底の泥土を取りすぎないようにするのを気に掛けています」とお声をいただきながら作業が進み、手を入れた場所は水上の景色の映り込みが映えていました。
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受付前のクロマツの葉むしりが終了しました。研修として、担当庭師から指導を受けながらの作業の中、古葉の除去、細枝の剪定、素手での葉むしりを2人がかりで1日の作業が終了しました。「人工的に見えないよう、全体のバランスを考えながらむしるのが大変」と話をされていたとおり、作業中は集中したまなざしで松の樹と向き合っていました。透かした松葉により、玄関前が明るい感じとなりました。
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6月に白い花を咲かせていたクチナシの果実が朱色に色付きました。
特徴的なこの果実は黄色の天然色素として使われています。栗きんとんが黄色いのは、このクチナシの黄色色素が茹で汁に溶け出しているからですが、たんぱく質分解物と発酵処理をすることで、青色の天然色素として使われることもあります。
黄色と青を混ぜる事で緑色や黄緑色素を作る事もでき、他にも赤色色素も抽出できるため、色々な天然色素として活躍しています。
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第3期無鄰菴フォスタリングフェロー募集は、予想数をはるかに上回るご応募をいただいたため、募集を終了とさせていただきます。尚、次回は第4期として2020年10月1日~12月28日に募集をいたします。
フェローとは仲間たち、という意味。無鄰菴フォスタリングフェローとは、提案型のボランティアです。
日々無鄰菴のうつりかわりとともに仕事をしているスタッフやプログラムディレクターとご一緒に学び、庭園を未来にはぐくむメンバーのご活躍をしていただきます。
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Wishing you all for the prosperous festive seasons! - from All Murin-an Staff
外国ではモミの木をツリーとして使われています。実は、無鄰菴庭園には当初50本ものモミの木がございました。「モミの木を50本植えよ」と施主の山縣有朋の言葉に、7代目小川治兵衛は大変苦労したとされています。現在は高木となり、数本が母屋の10畳間から北東方向に数本ございますが、ご来場いただいた皆さまはお気づきでしたでしょうか?モミはマツ科の植物なのです。樹皮はゴツゴツした感じが似ていますし、松笠をご覧頂くと一目瞭然です。
今夜はクリスマスイブです。皆さまが素敵な聖夜をお過ごしできますようスタッフ一同心から願っております。
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「庭師と学ぶ フォスタリング・スタディーズ Ⅲ 第6回(最終回) モミ、クマザサ、シホウチク」2月22日開催!
針葉樹のお手入れの季節となり、無鄰菴の外周に多く植わるモミやヒノキなどがさっぱりとしてゆく過程をご覧いただきます。もちろん、作業もお楽しみに。
お申込みはこちらから→
https://murin-an.jp/events/event-20200222/
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現在玄関前にはセンリョウが赤い実を見せてくれています。その上にはイヌマキの木が、下にはシダが生育しています。お庭から玄関口を通る風と南から北へ吹く風の交差するこの場所は、肉厚で細長いイヌマキの黄色くなった落葉が溜まりやすい場所でもあります。
モミジと違い、重さもありその細長い形態から「もみじと違って一掃きでかき集め易い場所に纏めるのは少し時間がかかりますね」と話をしてもらいながら作業が終了しました。
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マンリョウよりも低い位置で赤色に結実しているのはヤブコウジの果実でございます。
母屋1階から見えるクスノキの大樹の根元に群落があり、葉枝の隙間から姫リンゴのような可愛らしい姿をご覧いただけます。
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モミジの落葉も落ち着く頃となり、流れ内の落葉の蓄積も随分と減りました。上流から辿りつくモミジ落ち葉は下流にいくほど増えていきます。石垣、水生植物の間に挟まる葉を手箒で掻き出している様子です。10畳間東側に位置する沢飛び石の周辺は流れの幅が狭く、また山石が水中にあるため、せせらぎの音を保つには丁寧に取り除いていかなくてはなりません。
沢飛び石の下流方向は、瀬落ちがあり、こちらも同様に取り除いていきます。手作業をしている時もございましたので「手箒を使わないのですか?」と尋ねると、「ちょうどこのあたりは水底に塊となって蓄積しているので、箒で掃くと散漫し、水も濁るので手で取り上げています」との返答が返ってきました。
実際に体験すると濁りがほとんどありませんでしたが、水の冷たさとしばらく沈殿していたぬめりが指先から伝わってきました。
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セグロセキレイのペア
ほぼ毎日セグロセキレイが流れの中で餌探しのために訪れています。
全身の黒白のコントラストがはっきりしているのが雄、背面がやや褐色気味の黒色であれば雌になります。最近どこかで怪我をしたのか、メスの歩き方が少し心配です。
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