1月10日(日)に開催されたこちらのイベントは今回初企画として第1回目を迎えました。無鄰菴の奥深き場所までご堪能いただくプランとしてお出迎えからお見送りまでの間、専属スタッフが同席し、東山から続くお庭の眺望をご覧いただきながらのお食事。また、この日限りのしつらえとして桃山時代や江戸時代末期の掛け軸、縄文土器を使用してのお茶席、普段非公開のお庭の回遊ルートをコンシェルジュガイドによる解説でお時間をお過ごしいただきました。
ご到着後は母屋1階8畳間にて香煎茶をご用意。瀬落ちの生み出す水音と
静寂に一差す鳴禽のハーモニーで癒しのひと時を。
母屋2階特別室では冬樹姿の東山景観とお庭を見下ろしながら、
老舗瓢亭さまの細部までお心を込められたお品を堪能いただく空間としてご用意。
燕庵写しの非公開茶室にて、木炭で焚いた釜から昇る湯気の揺らめきを前に、表千家流のお点前で
お濃茶と京菓子司末富さまによる積雪に映える南天実をイメージしたきんとんを縄文土器にご用意。
コンシェルジュガイドとともに林のエリアから沢飛び石を渡り三段の滝へ到着後は、
普段非公開の回遊ルートをご散策いただきながら母屋1階10畳間へとご案内。
お薄席では無鄰菴の文人趣味的な様子にぴったりの、江戸時代末期のダイナミックな
水墨画を床の間にかけて華やかなお席をお楽しみいただきました。
3時間と限られたお時間でしたが、ご参加いただいた方から庭園や掛け軸・お食事・
お茶席など、とてもご満悦していただき、スタッフ一同大変うれしい限りでございました。
登録する
お出かけに役立つお庭の最新情報、イベント情報、庭師のコラムなど、お届け!特別イベントにもご招待。