2022年1月31日(月)14:00-15:00
京都の老舗 松栄堂の監修のもと、無鄰菴の季節を最も表現するお香と和歌をチョイスして、実施しました!
昼下がりの秋始まる日本庭園と、お香がどんな空間を見せてくれたのでしょうか?
気軽に京都の文化を味わっていただくため、入場料のみで月1回、1時間のみ開催。今回のテーマは「実」お庭の南天・マンリョウ・ヤブコウジなどの目立つ赤い実が見所となり、10分ガイドの解説後、お香薫る庭園をご散策いただきました。
今回はこちらの一首。
〜 わか恋をしのひかねては あしひきの山橘の色に出てぬへし〜
(恋心を隠しておくことができなくて、私のこの気持ちは藪柑子の赤い実のように、
きっとおもてへ現れてしまうだろう。)
■『古今和歌集 恋歌三』紀友則(きのとものり) ■
ふとお庭を見れば、そこにもここにも赤い実が。
紀友則さんの恋心をお香の香りとともに追体験していただきました。
「SKYで伺った話がとても面白くて早速来ました。
国語で学習した”水の東西”や”日本の庭”を思い出しました。水は流れる姿が美しいです」
といった感想をいただきました。
次回も、無鄰菴公式SNSから、実施日をお伝えします!
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