2022年3月28日(月)10:00-11:00
京都の老舗 松栄堂の監修のもと、無鄰菴の季節を最も表現するお香と和歌をチョイスして、実施しました!
朝の小春日和の日本庭園と、お香がどんな空間を見せてくれたのでしょうか?
今回のテーマは「山」10分ガイドの解説後、お香薫る庭園をご散策いただきました。
今回はこちらの一首。
〜 霞立つ春の山へはとほけれと 吹きくる風は花の香そする 〜
(霞がたなびく春の山辺は遠いけれど、そこから吹いてくる風には花の香りが感じられます)
■『古今和歌集 春歌下』在原元方(ありわらのもとかた)) ■
春らしさが増してくるこの頃。この庭園の借景、東山にも霞がかかる日が増えてきます。ふと、あの山のあたりだけまだ庭園ができた当時の明治時代なのかもしれない、と思わせる景色。時間を超えて変わらない景色が、今日も、今日だけの姿を見せてくれました。
「香りと景色のコラボが良かった」
「以前から無鄰菴には興味があり、今回来られて大変うれしかった」
「解説してくださった女性、お話が分かりやすかったです」
といった感想をいただきました。
次回も、無鄰菴公式SNSから、実施日をお伝えします!
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