2022年4月18日(月)10:00-11:00
京都の老舗 松栄堂の監修のもと、無鄰菴の季節を最も表現するお香と和歌をチョイスして、実施しました!
朝の小春日和の日本庭園と、お香がどんな空間を見せてくれたのでしょうか?
今回のテーマは「春」10分ガイドの解説後、お香薫る庭園をご散策いただきました。
今回はこちらの一首。
〜 野も山もかはるけしきの浅緑 いまひとしほの春雨そふる〜
(野山の景色が浅緑色に変わってゆく春。
その色をさらに深く染めるかのようにしっとりと春雨が降っています。)
■宝治百首(ほうじひゃくしゅ)』藤原経朝(ふじわらのつねとも)
長い冬が終わり、お庭に春が訪れます。野花は咲く準備をはじめ、樹木の葉はどんどん鮮やかな緑色になっていきます。そして、流れの中の生き物も動き出します。庭園全体で感じられる春の息吹。お香の香りでさらに春めく空気の中で、冬を越えた動植物たちの、成長途中の活気を感じていただきました。
「季節のお香とその季節の庭園を眺めながらとても贅沢な時間でした」
「お庭の緑がとてもきれいで水音にも癒されました」といった感想をいただきました。
次回も、無鄰菴公式SNSから、実施日をお伝えします!
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