2022年5月23日(月)10:00-11:00
京都の老舗 松栄堂の監修のもと、無鄰菴の季節を最も表現するお香と和歌をチョイスして、実施しました!
朝の小春日和の日本庭園と、お香がどんな空間を見せてくれたのでしょうか?
今回のテーマは「野花」。10分ガイドの解説後、お香薫る庭園をご散策いただきました。
今回はこちらの一首。
〜 春ののち なほも心そあくかるる さつきの空の花のにほひに 〜
(春が過ぎてもなお、心が上の空になってしまう。五月の空を吹きくる花の香りに誘われて。)
■『壬二集(みにしゅう)』藤原家隆(ふじわらのいえたか)
新緑の季節、お庭の野花は最盛期を迎えます。カキツバタやヒナギキョウ、スミレやハナニガナなど、無鄰菴では年間を通して約35種類もの野花を育成管理しております。薫風が吹いてゆらめく色鮮やかな花々を、お香の香りとともにお楽しみいただきました。
「お庭全体の手入れが行き届いていて関心いたしました。秋の紅葉の季節にもまた訪れたいです。青紅葉も本当に美しい!」「新緑の季節はパワーを頂けました。紅葉の時にまた来たいです。どんな気持ちにさせてくれるのでしょうか?楽しみです。」といった感想をいただきました。
次回も、無鄰菴公式SNSから、実施日をお伝えします!
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