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6月庭職人と庭園スタディー☆2023「夏の庭」流れと滝周辺のお手入れ

6月10日(土)14:00-16:00

蒸し暑さを感じる6月10日(土)の昼下がり。洋館に長靴をたずさえた人々が集まってきました。人気講座「庭職人と庭園スタディー」の始まりです。

 この日は夏の庭のお手入れ。無鄰菴の自然な風景を生み出している「流れ」と、深山の景色を表した「三段の滝」周辺の掃除です。 最初の作業は、豪壮な滝が急流となった流れの両サイドに生えるセキショウをきれいにすること。青々とした葉の中に混じる、黄色や茶色に枯れた葉を抜きます。

 無鄰菴の担当職人・出口によると、セキショウの枯れ葉を取るときのコツは「生えている方向とは反対に引き、根本からとる」こと。ちょうど長ネギや玉ねぎの皮をむくのと同じ要領で、うまくいくと気持ちよく取れました。
 また、出口からは「自然の山奥の雰囲気を出すために、黄色い葉を取りすぎない。きれいにしすぎない。全体の濃さを見る」というアドバイスも。参加者のみなさんはゴールをイメージしながら黙々と作業をしていました。

 およそ40分経って、次の作業に。今度は流れの中の藻を取り除きます。中流の上部の藻は石ひとつひとつにへばりついて取れにくいものばかり。一方下部は、浮いている長い藻が多いという違いが。それらを丁寧に取っていきました。

 集中して作業をしていると時間はあっという間。立ち上がった参加者のみなさんは満ち足りた表情の一方、やり残した部分が気になる様子も。出口から「完璧は目指さなくていい」とのアドバイスもあり、参加者さんたちは自然のありのままの景色をつくる無鄰菴の手入れの難しさを感じたようでした。

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