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山茶忌レポート

2月1日は無鄰菴の施主・山縣有朋の命日。山縣は椿の花を好んだことから、彼の命日を「山茶忌(つばきき)」と呼び、毎年催しを行っています。山茶忌では床の間に山縣の自筆掛軸を飾り、椿のしつらえの中、おりん奏者の村木悦子さんによるおりんのコンサートを味わっていただきました。

仏具のイメージが強いおりんですが、その音色に非常なこだわりをもって作られた南條工房さんの佐波理おりんは、澄んだ音色がたおやかにうねり、ゆらぎ、やがて空間にしみこむようにスーッと消えていきます。まさに幽玄の心地。

その後は南條工房さんの理想の音が生み出せたおりんと、理想に届かなかったおりんを叩いて聴き比べ。みなさん、納得の表情をされていました。

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つづいて直径2~3センチのおりんが配られ、村木さんと合奏。

コンサートのあとは、持ち主である山縣有朋がその床の間の前から庭を眺めた8畳間に移動。特別に誂えられた椿のお菓子を味わいながら、おりんの余韻が漂う冬の庭を愛で、彼に思いを馳せていらっしゃいました。

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