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「無鄰菴オフィシャル写真家がコーチン グ ★ 庭フォト講座 ①一眼レフ編 ② スマホ編」

講師:相模友士郎 無鄰菴オフィシャルフォトグラファー
一眼レフ編 2019年5月3日(金・祝)
スマホ編 2019年5月4日(土)

今年のゴールデンウィーク、庭を存分に味わった講座をレポートします!
無鄰菴オフィシャルフォトグラファーの相模友士郎さんが、庭園の空間を写真表現に落とし込んだときに、どのような方法があるのか、解説してくださいました。
初日は一眼レフのカメラを各自持参しての、本格的な写真講座。
洋館でカメラの仕組みから、構図の成り立ちまで解説。

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写真は光をいかに捉えるかということにつき、その調整には3つのポイントがあるそう。まずはレンズ、次にシャッターの開け閉めの絞り、最後に現像。これら3つの中で、講座ではレンズと絞りを選択的に使って、光を捉えることを意識しました。

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相模さん撮影の無鄰菴の写真を見ながら、レンズの選択によって、望遠と広角では表現が異なることも見て学びます。
少し望遠目に

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また、写真には、撮影している人の視点をどの程度表現するか、つまり誰目線の写真に見せるか、あるいは中立的にだれの目線でもないように見える写真にするか、という課題もあり、例えば建築写真はすでに構築された空間を非人称的に捉えることが多い、なども学びました。

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構図については3分割法という基本的な方法を用いて、相模さんの写真に目印を入れ、どのように実践するのかを解説。

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かなり充実したレクチャーのあとは、カメラを持っていざお庭へ!

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いきなりの実践ですが、皆さま意欲的に撮影をされ、あっという間に1時間。

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わからないことは時々相模さんが教えてくれます。

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洋館に戻って、いよいよ各自の写真の講評です!

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みなさまそれぞれ異なった視点で、お庭の構造を捉えていらっしゃり、学んだ光の捉え方や、構図もレクチャー前よりも格段に深く活かすことができました。

最後に相模さんから、4つの眼の話が。

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写真には「見る眼(撮影する)」「選ぶ眼(どう撮るか決める)」「創る眼(現像する)」「編む眼(写真集などの編集をする)」があるとのこと。今後の創作に役立ちますね。

かたやスマホ編では・・・

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主に構図に集中して、撮影実習。また、パンフォーカスといって、全体にピントが当たりやすいスマホのカメラの特徴も解説し、どのように奥行きを表現するのかを学びました。

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こちらは講評もスマホ上で。みなさま、バッチリ構図を決めることができましたね!ここで、無鄰菴スタッフからもお庭の構造の秘密を明かしました。無鄰菴は高低差と奥行きの表現に富んだ世界です。自然とみなさまはそれを生かすように撮影されていることに驚きました!いや、ほんとに写真に撮影してみると、さらに庭の奥深さがよくわかる!

次回、無鄰菴にお越しになられましたら、是非ともベストポジションから撮影して見てください。そして、なぜそこがベストなのか、無鄰菴の施主 山縣有朋と作庭者 七代目小川治兵衛が投げかける謎を、解き明かしてください!

ではまた次回。

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