表具の世界の奥深さをご存知でしょうか?巻物、屏風、掛け軸、襖と日本の空間作りには欠かせない表具。無鄰菴にもいたるところに表具の技が見られます。今回は洋館2階の明治時代からそのままの障壁画を観察しながら、専門家と一緒に文化財の修復のプロセスをたどります。裏打ち紙や糊の構造を知れば、どこかで掛け軸を目にしても今までよりももっと深く味わえるようになります。また、講座の中では様々な和紙に触れていただき、用途によっていかに表具師が素材を使い分けているのかをご覧いただきます。気がつけば、身近に隠れた超絶技巧を発見できることでしょう。
開催概要
- 開 催 日 2018年2⽉18⽇(日)
- 開催時間 13:30〜15:30
- 料 金 3500円(要予約、先着順)/20人
- 講 師 菅澤 茂(工学院大学建築学部建築デザイン学科 客員研究員)
- ゲ ス ト 宇佐美 直治(株式会社宇佐美修徳堂 代表取締役)
- 主 催 植彌加藤造園株式会社(無鄰菴指定管理者)