日本的なるもの、とはなんでしょう?これは英語そのものを学ぶ講座ではありません。縦横無尽に東西のテキストを横断し、日本の文化をいつもと違った視点で見ることで新しい日本を知る講座です。最終回の今回は今までの古典作品とは変わって、より現代に近い宮澤賢治について。無鄰菴ができた年1896年に生まれた賢治。生活を見つめ、人として生きる意義を問い続けた彼の文学作品は、今となっては日本人の心をはぐくむ上で最もインパクトの強い作品群といっても良いでしょう。そんな賢治の作品には、たくさんの翻訳があります。それらは一体どのような翻訳がなされているのでしょうか?比較をしながら、賢治の詩を題材に作品の深みに触れていきます。秋の一日、移り変わる庭園の中で、文学に向き合う充実した時間を、お楽しみください!講座では、珈琲やお菓子もご用意してお待ちしております!
開催概要
- 開 催 日 2019年10⽉19⽇(土)
- 開催時間 14:00~16:00
- 会 場 無鄰菴 母屋1階
- 料 金 3,500円(喫茶とお菓子込み)
- 定 員 15名(要予約・先着順)
- 講 師 武田雅子 アメリカ文学研究者
大阪樟蔭女子大学名誉教授