無鄰菴の指定管理者、植彌加藤造園の知財企画部スタッフが、文化財としての無鄰菴の運営から得た経験をもとに立ち上げたメディア「ヘリテージデザイン」がプロデュースする展示企画です。
今回は、あの鳥獣戯画のあるお寺、世界遺産 栂尾山高山寺(とがのおさん こうさんじ)について。
高山寺は、京都の北西高雄の深い山中に、鎌倉時代からあります。明恵上人が後鳥羽上皇から寺名を拝し、高山寺と呼ばれるようになりました。1万点を超える古文書を中心とした国宝・重要文化財群により、世界文化遺産に登録されました。境内には七代目小川治兵衛作庭の茶庭もあります。
2018年の台風21号など、度々の自然災害に見舞われながらも、変わらず文化人に愛され続け、明恵上人の存在を伝え続けてきたお寺として、日々を営む所有者の方の目線から、文化財の未来を考える写真展示です。
写真と空間デザインは、植彌加藤造園のオフィシャル写真の撮影を継続的に行う舞台演出家でもある相模友士郎さんによる作品です。
無鄰菴の洋館1階が、ひととき、高山寺という同じ京都にある、違う文化財に思いを巡らす場となります。
開催概要
- 開 催 日 2020年8月11日(火)~9月13日(日)
※8月27日(木)、28日(金)は展示がございません。 - 開催時間 9:00~18:00
- 料 金 無料(入場料別)
- 予 約 予約不要(※無鄰菴入場には要予約)
- 会 場 洋館1階
- 写真・空間デザイン 相模友士郎
※9月13日(日)の展示は15:00までです。
ご留意:
〇ご来場の際にはマスクの着用をお願いいたします。
〇体調不良もしくは37.5度以上の熱がある場合は、
ご入場をご遠慮くださいますようお願いいたします。
〇入場時にアルコールにて手消毒をお願いいたします。