古いお庭は、作庭当初から園路が作り変えられたり、経年変化で消滅していることがよくあります。無鄰菴も然り。しかし、お庭にとってはどこを通って、どこから眺めるかは施主のメッセージが込められたとても大切な要素です。
今回は、かつて美術評論家 黒田天外が山縣有朋を無鄰菴に訪ねた様子を記録した明治40年出版の「續江湖快心録」を読み解き、そこに書かれたルートで、特別に無鄰菴をご案内いたします。今まで知らなかった無鄰菴が目の前に広がる様は圧巻です。また、庭をつくりはぐくむとはどういうことか、体感できます。
同時期に京都市京セラ美術館で展示の「モダン建築の京都」展を、ご覧いただいてからお越し頂くと、なお往時の様子がおわかり頂けます!
- 開 催 日 2021年10月12日(火)
- 開催時間 14:00〜16:00
- 料 金 5,500円(入場料込み)
- 会 場 無鄰菴 母屋2階、および庭園
- 定 員 10名(最少実施人数6名)
- 講 師 無鄰菴管理事務所スタッフ 平野友昭
無鄰菴プログラムディレクター
京都芸術大学(旧名称 京都造形芸術大学)
非常勤講師 山田咲