アーティストの見た無鄰菴 vol.2 作品展示 “Through the Clouds”
国指定名勝である無鄰菴では、現代美術作家を招いて無鄰菴をテーマに作品を制作する取り組みを不定期で行なっています。
今回は京都在住の3名の作家の異なる視点から捉えた無鄰菴を、母屋一階のカフェスペース、2階の通常非公開の特別室、そして茶室の3箇所に展示いたします。
作品は2021年12月から今年2月にかけて制作された最新作です。
明治時代の古写真や、母屋のゆらめく吹きガラス、庭園内の植物など、アーティストがとらえた様々な姿の無鄰菴を、その空間とともにお楽しみください。
開催概要
■アーティスト展示■
- 開催日 2022年2月10日(木)~2月13日(日)
- 開催時間 9:00-17:00
- 会 場 母屋1階10畳間、2階、茶室
- 定 員 無鄰菴の上限人数に準ずる
- 料 金 無料(入場料600円別途必要)
- 予約締切 各日来場の1時間前
- 参加作家 林 智子
木坂宏次朗
フォスター・ミックリー
- キュレーション イザベル・オリヴィエ、山田咲
来場ご予約はこちら
■トークセッション■
- 開催日 2022年2月11日(金)
- 開催時間 14:00-15:30
- 会 場 母屋1階8畳間
- 定 員 10名
- 料 金 無料(入場料600円別途必要)
- 予約締切 2022年2月11日(金)12:00
- 参加作家 林 智子
木坂宏次朗
フォスター・ミックリー
- キュレーション イザベル・オリヴィエ、山田咲
2月11日(金)トークセッションのご予約はこちら
【作家プロフィール】
■林 智子 / Tomoko Hayashi
1980年兵庫県出身、京都市在住。
京都精華大学芸術学部卒業、ロンドン大学セントラル・セント・マーティン ズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン修士課程修了。 主な展覧会に「Touch me」(ヴィクトリア&アルバート美術館、ロンドン、2005)「現代美術の皮膚」(国立国際美術館、大阪、2007)「sweet memory」(京都芸術センター、2011)、「STANCE or DISTANCE?わたしと世界をつなぐ距離」(熊本市現代美術館、2015)、「Taoyuan Arts×Technology」 (タオユアン・アート・センター、台湾、2018)「Microwave New Media Arts Festival」(香港シティホール、2019)、「Ethereal Beings」(Farmoon、京都、2020), 「虹の再織」(瑞雲庵、京都、2021)など。
https://www.tomokohayashi.com/
■木坂宏次朗
美術家
フィンランドでの作家活動を経て、現在京都を中心に活動。個展での作品発表の他、舞台芸術の制作、またワークショップ、講演、学会での研究発表も行なっている。
1991 京都精華大学美術学部造形学科洋画 卒業
1994 ユバスキュラ芸術協会展(フィンランド)
1995 フィンランドサマーフェスティバル 招待作家
1996 ユバスキュラ市より芸術舞台制作のための助成金授与
https://kojirokisaka.com/
■フォスター・ミックリー
1985年ニューヨーク出身、京都市在住。シカゴのメディル・ジャーナリズム学院を卒業後、コロンビア大学でファインアーツを、パリのマグナム・フォトで写真を学びました。主な展覧会には、NYC Munch Gallery での個展、アルルの Voies Off、NYC Ilon gallery、ベルリン Foto Kiez、東京リマインダーズ・プロジェクト Stronghold、京都 KG+でのグループ展(2020-21)など。ICA 京都、リサーチ・フェロー・プログラムにも参加しています。
ご来場時のお願い
〇ご来場の際にはマスクの着用をお願いいたします。
〇お庭のご見学の際はマスクの着用をお願いいたします。
〇体調不良もしくは37.5度以上の熱がある場合は、ご入場をご遠慮くださいますようお願いいたします。
〇入場時にアルコールにて手消毒をお願いいたします。