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2018年 6-7月号

さらさら通信 2018年 6-7月号

無鄰菴で庭園カフェはじめました。

今まで母屋でお抹茶をお楽しみいただいていましたが、今年からコーヒーやほうじ茶、無鄰菴オリジナルどら焼などのメニューがぐっと充実しています。
最上の手入れをされた近代日本庭園の傑作をのぞむ空間で、ゆったりと思い思いの時間をお過ごしください。
そしてこの庭園カフェは通年営業しております。ぜひ通って、お庭の季節の移り変わりをお楽しみください。

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2018年 6-7月号

庭師のまなざし

夏のお庭は、ひっそりと影をたたえて美しいものですが、生き物たちはとてもにぎやかです。そんな夏の代表的なお手入れが「流れそうじ」。琵琶湖疏水の水を引いている無鄰菴の流れは、藻が繁殖しやすいので、1週間に2回程度流れ底のおそうじをしています。実はこれ、お庭の美しさを演出するとても大切なお手入れなんです。みなさまは、日本庭園をご覧になる時、水の美しさをどこに感じますか?
明治の庭園の場合、それは流れ底の石たちが清々しく水ごしに見えていること。池底が濁って藻や泥で見えない状態とは雲泥の差です! 流れのおそうじをする時は、次のお水が濁りますのできちんとお隣の瓢亭さんにお声がけしてから。京都ならではのやりとりですね。

さらさら通信 2018年 6-7月号(PDF)

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