オカメザサのみどり
背丈が低いのでササの様に見えますが、小型のタケの仲間なのです。
地下茎で伸び密集して生育するため、庭園内ではタケとタケの間隔を空けて半日陰を好むコケの絨毯が拡がるように育成管理をしています。
洋館から茶室へ向かう園路の左側は、みどりのコントラストによって明るい空間が感じ取れる場所の1つとなっていますので、お越しの際は足を止めてご覧ください。
クサボケ(Japanese quince)のつぼみ
芝地に植えられているクサボケの新芽がすくすくと育っている中、
つぼみがずいぶんと大きくなりました。その姿はまるで毬の様です。
今年も太陽の光を浴びて、4月中旬に入ると開花が見られそうです。
「宇髙姉弟のお能講座」第5回『切能』
3月23日(土)に金剛流能楽師の宇髙竜成(たつしげ)さま、徳成(のりしげ)さま、景子さまによるお能講座を開催致しました。
今シリーズ最終回となった切能(きりのう)はテンポが速く力強い演目であります。神体、空想上の動物が登場する演目であり、迫力ある面やアクロバティックな型の解説とともに掛け軸のお披露目もございました。
無鄰菴茶道教室
3月23日(土)お茶室にて茶道教室の開催がございました。お稽古の中で、墨蹟窓(ぼくせきまど)のお話がありました。
昔は電気が無かった時、床に掛けた墨蹟に光を入れて見やすくするために明かり窓を床の内に設けたという解説後、お部屋に差し込んだ光を味わいながらのお稽古を楽しんでいただきました。
土曜日の苔庭づくり
3月23日(土)午後、苔庭づくりイベントを開催いたしました。お庭を巡って苔の種類や特性を学んでいただき、室内では講師のレクチャーを受けながら、それぞれイメージされた苔庭が完成しました。
石と苔のバランスを視点場とした場所から覗き込んで、ペアの方と色々相談しながら個々の作品が出来上がりました。ご参加頂いた方から「苔について沢山知る事が出来ました!庭づくり楽しかったです」とのお声をいただきました。
ユキヤナギの開花
たくさんつぼみをつけていたユキヤナギが、少しずつ白い花を咲かせてくれるようになりました。満開時には垂れ下がる枝一面に、積雪があるように花をつけてくれます。
2019年4月より開場時間が以下の通りに変更となります。
予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
4月~9月 9:00~18:00
10月~3月 9:00~17:00
※最終入場は、閉場時間の30分前までです。
特別講座 京都高低差崖会 監修!「東山のランドスケープから見る無鄰菴」
3月21日(木・祝)に京都高低差崖会の梅林秀行さんを講師にお迎えし、無鄰菴を囲む「庭の地形」について、お庭と近隣の散策をしながら学びました。
ご参加の方から「無鄰菴が国内外の影響を受け形成されたお話を面白く聞かせてもらえました。」「山縣有朋のランドスケープへの強い眼差しを感じました。」とのお声をいただきました。
無鄰菴茶道教室
3月20日(水)午後、お茶室での茶道教室に昨年無鄰菴にお越しいただいた外国人の方がお稽古に参加されました。
1つ1つの動作をゆっくり丁寧に、そして講師の指導を受けながら一連の動作を体験されました。足のしびれで「足がない感じがする」とのお声で、教室の空気が一変する場面もございました。
無鄰菴野鳥ミニ講座
3月20日(水)の暖かな午後、ヒレンジャクについてお話いたしました。その年によって日本に来る数に変動があること、無鄰菴ではクロガネモチの果実を目的にやって来ていた事などをお伝えいたしました。
漢名「十二紅」、和名「緋連雀」の解説時、皆さまとても関心を示されたご様子でした。オスメス判別の解説後はクイズ形式でオスメスを選んでいただき、野鳥の細部までじっくり見て頂く講座となりました。
次回3月27日(水)は「キレンジャク」についてお話を致します。
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