2021年1月31日(日)10:00-11:00
京都市内の小・中学生を対象に開催したこちらの茶会は茶会の全体像をつかむユニークな連続講座として3月28日まで開催されます。今回は第3回目のオンライン講座の様子をレポートいたしました。
表千家 妹背宗佳 氏 による講座の第3回目はオンラインでの授業!
モニターを通じて参加のお子さまは、講師の解説のもと、自宅でその解説を聴講します。
講師(裏千家 妹背宗佳氏の挨拶から始まり、一人ひとり前回の様子の感想を述べていただきました。
「お菓子が美味しかった」「お茶が苦かった」など初めての経験を語っていただきました。
お話の中で前回お伝えしたお茶の心得の4つの漢字「〇〇〇〇」の言葉を覚えているか
一斉に発してもらいました。みなさん◎です!
本題の1つである床の間の飾りつけの説明についてのお話と、
少し道具について釜と風炉の違いなどを丁寧にお伝えしていきました。
今とは違い、371年前の茶会の計画書(茶会記)には食事もあり、
薄茶→濃茶→お食事の流れがあったそうです。
床飾りの場面では、しつらえでお花を飾るのも重要な要素。
「招待した方に是非見てもらいたい!」と思う心を込めた物を飾りに使用することを学びました。
次回の宿題としてテーマは3月。
3月でイメージするものを考え、浮かんだものをそのままタイトルにするのではなく、
別の言い回しで題材を作るトレーニングです。例えを授業の中で色々と教えてもらいました。
いわば俳句の「季語」を決めるトレーニングです。
第3回目の授業も盛りだくさんな内容でした。皆さん最後までありがとうございました。
次回第4回は2/7(日) 10:00 ~ 11:00で母屋2階で開催されます。単回でも現在ご予約受付中です。トピックは
「茶会に必要なアイテムを知る②『道具』」についてまたレポート致します。
◆京都市内小・中学生向け オンライン日本文化教室
「茶会を自分でやってみよう!席主に挑戦!」の詳細はこちらからご覧いただけます。
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