さらさらとは。無鄰菴の施主 山縣有朋が詠んだ歌「さらくと木がくれつたひゆく水の流れの末に魚のとぶみゆ」にちなんでいます。
無鄰菴を途切れることなく流れるせせらぎのように、ここでの出会いが庭園を未来に育む流れとなりますように、名づけました。
夏は、とにかく庭の動きが激しい。借景をフレーミングしている外周の樹々にご注目。1年で1mほど伸びる、つまり、毎年全部の木を剪定して今の借景を保っている。
しかしどこまでも、それとない手入れが庭師の技。敷地の配分にも注目を。東から西へ陽がうつり、庭の光は逆光から順光へと変化する。この変化を最も味わえるのが夏。お愉しみあれ。
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