さらさらとは。無鄰菴の施主 山縣有朋が詠んだ歌「さらくと木がくれつたひゆく水の流れの末に魚のとぶみゆ」にちなんでいます。
無鄰菴を途切れることなく流れるせせらぎのように、ここでの出会いが庭園を未来に育む流れとなりますように、名づけました。
若葉が出つくし、一気に夏へと向かうこの季節を味わうには、母屋にたたずむのが良い。二階から遠くを見ると、青々とそびえ立つ東山が庭を抱いている。階段を降りて、一階の縁側から庭に出てみる。飛び石や、木立の影は去年と同じく優しくむかえてくれる。この景色を思い出せば、同じ風が吹き抜ける。
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