さらさらとは。無鄰菴の施主 山縣有朋が詠んだ歌「さらくと木がくれつたひゆく水の流れの末に魚のとぶみゆ」にちなんでいます。
無鄰菴を途切れることなく流れるせせらぎのように、ここでの出会いが庭園を未来に育む流れとなりますように、名づけました。
時々の暖かさにふと気がゆるむこの頃、急にまた冷え込んで、たくさん雪が降る日がやってきます。
そんな時は庭師は大忙し。飛び石の上に積もった雪を端から落としてゆきます。お客さまが滑らず、安全に雪景色をお楽しみいただけるように。そしてより美しいお庭になるように。あたかも雪かきした感が出ないように、自然な様子で園路の雪を処理します。
早く暖かな春がやってきほしい反面、雪の景色も名残おしい季節ですね。
変化に富んだお庭の様子を、今年もどうぞお楽しみください。
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