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さらさらとは。無鄰菴の施主 山縣有朋が詠んだ歌「さらくと木がくれつたひゆく水の流れの末に魚のとぶみゆ」にちなんでいます。
無鄰菴を途切れることなく流れるせせらぎのように、ここでの出会いが庭園を未来に育む流れとなりますように、名づけました。

2019年 6-7月号

庭師のまなざし

春から夏への変化は、庭にいると、スピードとして感じます。突然の景色の変化はもとより、樹木や草木が一刻一刻動いていることを仕事中に感じます。春先の常緑の高木からの落葉がひと段落すると、低木が元気に枝を伸ばし始めます。庭の中の低木は音楽でいうと通奏低音のような役割を果たしていると思います。それ自体をじっと見るわけではありませんが、ないと景色が締まらない。そんな低木は、景色のポイントとなる景石とのバランスをよく考えて高さを決めます。一気に刈り込みバサミで形を整えるのではなく。ひと枝ごとに石との関係を考えてハサミを入れます。園路の近くのサツキツツジなど、ゆっくりご覧いただければ嬉しいです。

さらさら通信 2019年 6-7月号(PDF)

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上演としてのお茶 喫茶去

さらさら通信MINI 2019年 4-5月号

喫茶去(キッサコ)=お茶をのむ、という意味。お茶という液体を物理的に飲み込むことではない。
茶に集中し、その場に流れる時間と空間は、「今」であると認識しなおし、目の前の相手の存在を十全に受け入れること。相手がどのようにしてここにきた誰であれ。
すると、茶の時間への扉が開き、上演がはじまる。この考えのもと、無鄰菴ではお茶をお出ししています。
いくつかのパターンがあるのでお好きに楽しんで。ちなみに喫茶去は禅語。深すぎてここでは話せないから興味ある方はご自分でお調べになって。

◇喫茶去1「カフェ」:

庭に180度開けた空間でコーヒー、お抹茶、お菓子など。景色の変化のただなかで対話を楽しんで。

◇喫茶去2「在釜」:

毎週火曜午前中はお点前差し上げます。飛入りでどうぞ。

◇喫茶去3「茶会」:

端午の節句の茶会は5月12日。七夕夜茶会、初釜も企画中。亭主と客の茶室での向き合い。お茶ってこれか、を体験できます。

 ●日時:5月12日(日)①10時〜②11時〜③13時〜④14時〜⑤15時〜●要予約●料金:3500円
 ●定員:各回6名
 〔連続講座〕茶の湯講座全4回〈第1回〉「茶室」なんでそんなにお茶なのよ。お茶の何がそんなに面白いんだ。だってただのお茶でしょう?…来ればわかる。茶は文学、茶はダンス、茶は造形。今こそ茶の宇宙を知れ!●日時:5月19日(日)/14時~15時30分
 ●要予約●料金:3000円
 ●講師:千葉宗幸(裏千家)
 ◇第2回以降の予定:②8月18日(日) 「道具」、③11月24日(日)「茶庭」、 ④2020年2月2日(日) 「茶花」

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