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さらさらとは。無鄰菴の施主 山縣有朋が詠んだ歌「さらくと木がくれつたひゆく水の流れの末に魚のとぶみゆ」にちなんでいます。
無鄰菴を途切れることなく流れるせせらぎのように、ここでの出会いが庭園を未来に育む流れとなりますように、名づけました。

2019年12月-2020年1月号

庭師のまなざし

紅葉の葉が散り、あんなに動きがあった夏の庭が信じられないほどしんと静かになる初冬。
松の手入れもお正月に向けて終わりが見えてくると、竹垣や結界を青竹に交換していきます。
取り替えたばかりの竹は、新たな気持ちで新年を迎え、お客様と共にお正月を慶ぶためのもの。
いつ見ても気持ちが引き締まります。また、樹木が眠るこの季節、春からの景色を想像して新しく植樹をしたり、肥料をやったりしています。
暖かくなって、樹々が目を覚ますころに、暑い夏も紅葉の季節も健やかな一年が過ごせるように。来年はどんな年になるのでしょうか。
この120年の庭は、静かに時を刻んでいます。

さらさら通信 2019年12月-2020年1月号

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上演としてのお茶 喫茶去

さらさら通信MINI 2019年 4-5月号

喫茶去(キッサコ)=お茶をのむ、という意味。お茶という液体を物理的に飲み込むことではない。
茶に集中し、その場に流れる時間と空間は、「今」であると認識しなおし、目の前の相手の存在を十全に受け入れること。相手がどのようにしてここにきた誰であれ。
すると、茶の時間への扉が開き、上演がはじまる。この考えのもと、無鄰菴ではお茶をお出ししています。
いくつかのパターンがあるのでお好きに楽しんで。ちなみに喫茶去は禅語。深すぎてここでは話せないから興味ある方はご自分でお調べになって。

◇喫茶去1「カフェ」:

庭に180度開けた空間でコーヒー、お抹茶、お菓子など。景色の変化のただなかで対話を楽しんで。

◇喫茶去2「在釜」:

毎週火曜午前中はお点前差し上げます。飛入りでどうぞ。

◇喫茶去3「茶会」:

端午の節句の茶会は5月12日。七夕夜茶会、初釜も企画中。亭主と客の茶室での向き合い。お茶ってこれか、を体験できます。

 ●日時:5月12日(日)①10時〜②11時〜③13時〜④14時〜⑤15時〜●要予約●料金:3500円
 ●定員:各回6名
 〔連続講座〕茶の湯講座全4回〈第1回〉「茶室」なんでそんなにお茶なのよ。お茶の何がそんなに面白いんだ。だってただのお茶でしょう?…来ればわかる。茶は文学、茶はダンス、茶は造形。今こそ茶の宇宙を知れ!●日時:5月19日(日)/14時~15時30分
 ●要予約●料金:3000円
 ●講師:千葉宗幸(裏千家)
 ◇第2回以降の予定:②8月18日(日) 「道具」、③11月24日(日)「茶庭」、 ④2020年2月2日(日) 「茶花」

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