まとまった雨が降った先週の土曜日、葉や花の表面にあった松花粉や埃が洗い流されるだけでなく、庭園全体に潤いがもたらされた日でもありました。カキツバタの2番花の雨姿、もみじの雨雫の様子です。現在、カキツバタはほぼ終焉を迎えました。
第10回京都市新型コロナウイルス感染症対策本部会議の決定を受け、2020年5月22日(金)より予約制にて開場いたしました(19日(火)よりホームページにて予約受付を開始)。
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流れの砂泥の場所で2~3年過ごしたミヤマサナエのヤゴが、お茶室前のモミジの幹に辿り着いて羽化をしたようです。翌日には少し離れた水辺付近にて6㎝弱の成虫が休んでいる姿もありました。数日後には東山の尾根筋へと移動し、成熟するとまた水辺に戻ってくる移動性のあるトンボの1種です。また2015年の京都府レッドデータブックに要注目種として新規に挙げられたトンボでもあります。
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ほぼ毎日飛来しては休息をしているマガモのペアです。不定期に訪れ、羽繕いやうたたねなどを同じ場所で見かけます。最近はかなり慣れてしまったのか、かなり近づいても動じない様子となりました。
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水際に佇むゼンマイは、新芽も大きく葉を広げ、その間から花を出すようになりました。見た目は別の植物のように見えますが、同じ根から出ています。この胞子の葉を男ゼンマイ、黄緑色の明るい色をしているのは女ゼンマイと呼ばれ、山菜として市販されているのは女ゼンマイの若い茎部分でございますでございます。
現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のための広報発表に基づき、無鄰菴は4月7日(火)~5月31日(日)まで臨時閉場しておりますが、引き続きお庭の様子をお伝えいたします。
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無鄰菴庭園では、5月2日にカキツバタの初花を迎え、昨日1番花のピークを迎えました。瀬落ちの一画が蒼色に染まり、風が吹くたびに揺れるその姿は、まるで蝶が舞っている様子となりました。まもなく2番花が咲く頃となりますが、カキツバタの花が終わる頃、南側の流れの中で赤紫色のハナショウブたちの開花が始まります。
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門前の電柱や園内の高木の上部がお好みで、大きく囀る野鳥が連日現れました。複雑なフレーズを繰り返して自分の存在をアピールしているのはイソヒヨドリという野鳥。成鳥のオスは背面の青色と腹部の赤茶色が目立っています。子育ての時期になると樹上での声は止み、ヒナたちに餌を運ぶために地面で見かけるようになります。
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庭園内にある十字縛りにされている石は関守石といいます。「ここからは立ち入りできません」の目印として置かれている石たちも雨風により、4か所に点在するこれら石たちの棕櫚縄の色褪せと石締めの緩みが目立ってきました。近々石表面の汚れを落とし、新しい棕櫚縄でまた結んでお庭のお守りをしていただきます。
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マガモのペアが三段の滝口付近で休んでいました。滝音を聴きながら2羽とも片足立ちでうとうとしている様子です。早朝に流れの広い場所にて活発に活動していて、疲れていたためか、昼前から暫く片足立ちで蹲るような形で休息を取っているようで、近づいても目を開けるだけで全く動かずリラックスしていました。
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マツバランに胞子が見られるようになりました。名前はラン(蘭)が使われていますが、シダ植物の一種で、茎だけで葉も根もない植物です。自然では樹上や岩の上やその隙間で生育する着生植物で、地下茎で枝分かれをして菌類と共生することで成長をする一風変わった植物です。枝分かれする様子から、箒に見立ててホウキランという別名もあります。
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芝地エリアのシバの葉の間からひっそりとタチイヌノフグリが咲きました。花の直径は約4mmととても小さいため、芝の葉の陰となりほとんど目立たない感じです。とても綺麗な花なのですが、晴天時とお昼前後の数時間しか花開していない事も、目立たなくなっている要因の1つです。
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