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フォスタリングレポート

掲載日:2024/12/19NEW!

母屋脇の樹木の伐採と剪定

 無鄰菴に「モミの木を植えよ」と七代目小川治兵衛に命じた山縣有朋。モミをはじめ、当時植えた樹木は120余年の時を経て大きく育ち、無鄰菴の景色をかたちづくっています。  一方、樹木が生育することで、台風時の倒木・湿気の上昇... Read More
掲載日:2024/11/28

つくばいの手入れ

つくばいは、日本庭園によくみられる添景物の一つです。元々は神社や寺院などで口や手をすすぎ、身を清めるための水を確保するためのものでしたが、後に茶道にも取り入れられたことで、露地の中に置かれるようになりました。 無鄰菴にも... Read More
掲載日:2024/10/7

ヤブコウジの足元の落ち葉掃除

 無鄰菴の母屋のすぐ南には大きなクスノキがあります。洋館のあたりから庭園や東山を望む時には必ず目に入るシンボル的な大木で、施主である山縣有朋存命時から植えられていました。  このクスノキの足元には、絨毯のように同心円状に... Read More
掲載日:2024/8/13

年間を通じた手入れの調整:セキショウの草抜き

無鄰菴の日々のお手入れは、天候や植物の生育具合、周辺環境など様々な要因を考慮して、何をすべきかを当日に決めています。しかしそれは、日々行き当たりばったりのお手入れをしているという意味ではありません。 たとえば、夏場の35... Read More
掲載日:2024/7/22

無鄰菴の芝生管理:2024年初の芝刈り

無鄰菴を作庭するにあたって、施主の山縣有朋は苔ではなく、芝生を張ることを造園家の七代目小川治兵衛に指示しました。この事実は、「東山」の借景や琵琶湖疏水の水を引いた流れとともに、無鄰菴の芝生を庭園の本質的な価値のひとつであ... Read More
掲載日:2024/6/12

外国人研修生の受け入れ

2024年4月22日、無鄰菴の指定管理者である植彌加藤造園による外国人向け実地研修が行われました。この研修は5日間のプログラムで、無鄰菴を訪れたのは2日目です。初日に実施された日本庭園における周辺環境を取り込む空間性と、... Read More
掲載日:2024/5/23

無鄰菴の流れ掃除:五感で味わう景色を支える庭園管理

「従来の人は重に池をこしらえたが、自分は夫(それ)より川の方が趣致がある。」無鄰菴の施主である山縣有朋が残したこの言葉は、無鄰菴庭園の流れがいかに彼の庭園観に欠かせないものであったかを如実に物語っています。琵琶湖疏水の水... Read More
掲載日:2024/3/19

春を迎えるお手入れ

 無鄰菴の庭園にはウメやサクラといった華やかな花木はなく、野山に生えている樹種がほとんど。春の訪れを知らせる花や芽吹きも、まるで自然の中にいるかのように感じられます。年が明け、日が長くなるにつれて、庭園は少しずつ春に向か... Read More
掲載日:2024/2/26

庭師インタビュー:冬のお庭の魅力

「冬枯れ」のイメージがある冬のお庭。なんとなく寂しい感覚があり、あまり魅力を感じられない方が多いかもしれません。しかし、日本庭園はただの自然ではなく、人の手が生み出したものだからこそ、冬のお庭には大きな魅力があります。 ... Read More
掲載日:2024/1/29

無鄰菴の葉むしり:適期を見極める基準

    無鄰菴の主木であり、母屋からの中景を占めるアカマツ 晩秋・初冬の庭園といえば、何をイメージしますか? 恐らく多くの人はモミジなどの紅葉や落葉の景色を思い浮かべるでしょう。 しかし、庭師の視点から庭園を見てみると、... Read More
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